結婚式のゲストは誰を呼びますか?プロがゲスト選びの方法紹介

結婚式

結婚式が決まって、まず一番初めに迷うのが「誰を呼ぶか」

多くの新郎新婦様が迷う問題です。

この人を呼べば、関係上あの人も呼ばなければいけない…どこからどこまでのゲストを呼ぶべきなのか。

声をかけないと失礼にあたるのではないか…と考え始めると収拾がつかなくなります。

ただ呼ぶゲストはとても大切です。

なぜならば「結婚式はふたりの人生を振り返る場」だからです。

今のふたりがあるのは、やはり様々な人との関係があるからこそ。

そこで今回はウエディングプランナーのプロの目線からゲスト選びのポイントをご紹介いたします。

なぜ呼ぶゲストが大切なのか?

まず結婚式とは何か?

家と家の結びつきでお披露目の意味、ゲストに感謝を伝える場、ふたりの憧れを叶える場…すべて正解です。

ただ変わらないのは「ふたりの人生を振り返る場」であることは変わりません。

リクルートが出しているゼクシィ結婚トレンド調査によると「結婚式は自分の人生を振り返り自分の生き方を再認識する場だ」と思う割合が67.6%と結果が出ています。

皆さんの人生を振り返る中で、どのような人が登場人物として出てきますか?「私の生き方を認識する」上で頭に浮かんでくる人は誰ですか?

その登場人物が結婚式に来てくれるからこそ、結婚式の本質を感じられ、2人のこれからの人生の過ごし方を考える場になります。

ではそのゲストをどのようにピックアップすべきなのか?

選定ポイントをお伝えします。

ゲストを思い浮かべるポイント

以下2つの考え方をあわせてピックアップしてみてください。

時系列で考える

以下3点の時系列を参考にしてください。

  • 過去にお世話になった人は誰ですか
  • 現在、お世話になっている人は誰ですか
  • 将来、これからもお世話になる人は誰ですか

関係性で考える

おおまかに枠を作ると下記4種類です。

  • 親族
  • 友人
  • 会社関係
  • 恩人

では次の項目で具体的なピックアップの仕方をお伝えします。

このようにゲストを決めよう!

時系列で考える3つの方法と関係性で考える関係性4種をドッキングさせて考えていきます。

過去にお世話になった人は誰ですか

自分の人生を語る中で欠かせない人物、誰に影響を受けてきたのか、誰にお世話になったのかを過去を振り返ってみてください。

ポイントとしては「幼少期」「中学・高校」「大学」「社会人」と時系列でさらに細かく書き分けます。

その時代を思い返した時に頭に浮かぶ人物は誰ですか。その人物を関係性で考えるポイント4をあわせて考えます。

「今は関係が薄くなってしまったけど幼少期は親族の叔父さん叔母さんによく遊んでもらったな」

「幼少期にしていた習い事の先生は私の忍耐強さを形成してくれた恩人だな」

「連絡を最近取れてないけど中学時代に部活のメンバーには本当に支えてもらったな」

「辞めてしまった同期だけど、入社当時共に頑張った戦友だったな」

など、関係性が今は濃くなく招待するか迷っていても、今のあなたを作っている人として過去大切な人がいるはずです。

現在、お世話になっている人は誰ですか

これは一番簡単かと思います。

現在お世話になっている人なので仕事をしている方は会社関係の方、家族、支えてくれている友人などを思い浮かべてください。

将来、これからもお世話になる人は誰ですか

親族であれば、結婚は家と家の結びつきなので「パートナー側の親族」も含めて考えましょう。

会社関係であれば同期だけではなく、これから仕事で一緒になる方も含めて検討してみましょう。

ふたりが夫婦になるからこそ発生してくる関係性があるはずなので、パートナーともしっかり話し合いましょう!

ゲスト人数によるパーティーの違い

ただ思い浮かべればきりがないので、「イメージするパーティー」によって人数を考える方法もあります。

パーティーは大きく2つにわけられます。

  • 披露宴
  • 会食

ふたつのパーティーによってイメージできる特徴は下記があげられます。

披露宴

  • ゲストの顔触れは親族・友人・会社関係などまんべんなくいることが多い
  • お色直し入場がある
  • 演出を入れたい方向け
  • 30名以上の多い人数のゲストで行う
  • パーティー時間が会食より長い(式場によりますので詳しくは式場確認しましょう)

会食

  • ゲストの顔触れは親族のみ、また親族や近しい方のみ
  • 少人数のパーティー
  • 演出は少ないか、歓談中心
  • お色直しはないことが多い
  • 歓談中心の為パーティー時間は披露宴より短い式場も多い(詳しくは各式場に確認しましょう)

最後に

結婚式はふたりの人生を振り返り、これからの生き方も認識する場です。

そしてゲストが同じ目的である「ふたりへの祝福」という気持ちで集う場でもあります。

後悔のないようにふたりの大切な方たちを呼んで最高の結婚式にしてくださいね。

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