プロが教える!結婚式を挙げるベストなタイミング

結婚式

“結婚”という人生の中でも大きなイベント。

そして重要なイベントだからこそ結婚式を挙げる日もベストなタイミングで行いたいものですよね。

今回は「一般的な結婚の流れ」から「一般的な結婚式のタイミング」

そして「プロが教える様々なパターンによるベストな結婚式のタイミング」をお伝えいたします。

タイミングを考えるには“結婚式は何のために挙げるか”を考えること

結婚式を挙げるタイミングを考える前に、一度たちどまってパートナーと考えてほしいことがあります。それは「結婚式を何のために挙げるのか」ということです。

例えば、

  • 親に感謝を伝えたい
  • 人生を振り返って、ゲストとの絆を感じ、今後の関係性をより濃くしたい
  • 家族だけを招待して、アットホームな会にしたい
  • 親族、友人、会社関係など関わった人を多く招待し、賑やかなパーティーにしたい‥‥

様々な理由があると思いますが、どのようなパーティーにしたいかは新郎新婦によって異なります。

そして結婚式のタイミングを決めるにあたって、なぜ「結婚式を何のために挙げるか」を考える理由は下記2つです。

結婚式に誰を呼ぶかによって開催月、開催曜日、開催シーズンが変わるから

会社関係含む・・・仕事が休みの曜日が好ましい、繁忙期は避ける、異動時期だと来られないゲストが増える

友人のみのカジュアルパーティー・・・結婚式の後に二次会を行う、お酒を飲む人が多いのであれば結婚式の翌日が休みであることが好ましい

遠方のゲスト・・・移動に時間がかかるのであれば昼以降のパーティーが望ましい(もしくは前泊できるようにゲストの宿を予約する等の配慮が必要)

上記のようにゲストの顔触れにより、ゲストがよりお越しいただきやすい日程や時期を考慮するのがホスト側である新郎新婦が考えるべきことです。

なので結婚式に呼びたいゲストをピックアップしてみてくださいね。

イメージするパーティー演出によってシーズンが決まるから

外に出てバルーンリリースをしたい・・・暑すぎる又は寒すぎるシーズンは避けたい

季節のイベントに関わる演出をしたい・・・クリスマスなど季節のイベントにまつわる演出をしたいのであれば結婚式開催シーズンが限られる

上記のようにイメージする結婚式によってその演出が出来るシーズン・出来ないシーズンに分かれます。イメージを事前に膨らませ、式場でその演出が可能なのかをしっかり確認しましょう。

結婚にまつわる流れ プロポーズ~結婚式まで

ここではプロポーズから結婚の準備、式当日までの流れをご紹介します。

あくまで一般的な流れですので、人によって前後することはありますので参考程度にご覧ください。

  • Ⅰプロポーズ
  • Ⅱ親への報告
  • Ⅲ両家顔合わせ(結納)
  • Ⅳ入籍日決定
  • Ⅴ式場決定
  • Ⅵ結婚指輪を選ぶ
  • Ⅶ式場の打ち合わせ(式場決定~式当日まで)
  • Ⅷ会社関係、友人への報告
  • Ⅸ新居探し
  • Ⅹハネムーン検討

Ⅰプロポーズ

プロポーズを受けたら「婚約」です。ここで婚約成立となれば、次は結婚が決まったことを周囲に報告する段階です。

Ⅱ親への報告

両家両親へ結婚の報告です。

結婚の挨拶は女性の家へ先に行くことが一般的とされています。

Ⅲ両家顔合わせ(結納)

両家親御様から結婚の許しが出たら、両家の顔合わせを行います。

事前に「結納」をするかは両家で相談する必要があります。最近では結納を行わない人も多く結納の実施率は13.9%。ただ家庭によって結納の意向は異なるので必ず両家親御様に確認をしましょう。

そして両家の顔合わせ時に、結婚式のことなどの意向もお互いの親に確認をしておくと式場決定がスムーズです。

例えば、希望の日程はあるのか、式場のエリア希望はあるのか、結婚式のこだわりはあるのか、親族はどの関係性まで招待するのか等事前にすり合わせをしておきましょう。

Ⅳ入籍日決定

結婚式をする日と同日に行うのか、それとも別の記念日に入籍をするのかしっかりと相談をして決めましょう。

Ⅴ式場決定

いよいよ式場見学です。事前に新郎新婦お互いに式場のこだわりをすり合わせておくと見学時もスムーズでしょう。また両家顔合わせ時に聞いた両家の意向も参考に式場決定を進めていきます。

人気のシーズンなどは式場の日程が空いていないことが多く、式場見学のその場で日程をおさえる必要も出てくるかもしれません。ベストな決定には事前にふたりでイメージを膨らませておくことが大事です。

Ⅵ結婚指輪を選ぶ

一生付ける結婚指輪。予約した結婚式場でジュエリーショップを紹介してくれることもあるので確認してから、ぜひ運命の指輪探しをしてください。

Ⅶ式場の打ち合わせ(式場決定~式当日まで)

打ち合わせは約4か月~6か月ほどかかる式場が多いです。

式場決定が結婚式当日から半年以上前の方は、事前に出来る準備もありますので進めておいてもいいかもしれません。ただ、早く準備を進めすぎるデメリットもあります。例えば早めに席札を手創りしたものの、途中でイメージが変わってしまった為最初から作り直し・・・ドレスを早々に決定したものの、体形が変わってしまい希望のドレスのサイズが合わなくなってしまった・・・(このパターンは多いです。ダイエットをされる花嫁様が多いので、決定したドレスがブカブカになってしまったということがよく起きます)

担当プランナーに確認をしながら、自身で進められることは進めてみてもいいでしょう。

Ⅷ会社関係、友人への報告

結婚式場が決まり、式の日程が決まったら周囲の関係者に報告です。

特に結婚式で主賓の挨拶をしてほしい上司などから報告しましょう。

一番丁寧な報告の仕方は、直接お会いすること。どうしても難しい場合はメールや電話での報告をしましょう。

Ⅸ新居探し

結婚式前に一緒に住むカップルもいれば、結婚式が終わってからふたりの新生活をスタートする人もいるかと思います。どちらにせよ、結婚式準備と並行で新居を探しておくと式後に済むこともスムーズに進むでしょう。

Ⅹハネムーン検討

式場で提携している旅行会社などもありますので、色々比較してベストな場所を決めましょう!

以上が一般的な流れです。

前述したように人によっては前後することももちろんありますのであくまで目安として参考にしてみてください。

結婚式のタイミング パターン紹介

一般的な結婚にまつわる流れを記載しましたが、人によって結婚のタイミングは様々です。

そこでここでは、パターン別結婚式のタイミングを紹介します。

◆ご懐妊の場合

ご懐妊おめでとうございます!ただ結婚式前にご懐妊となると不安に思われる方が多くいらっしゃいます。結婚式は挙げない方がいいのか、ドレスも着られるものはないのではないか、打ち合わせは間に合うのだろうか…

結論から言うと、ご懐妊でも結婚式は可能です。

不安要素の結婚式の打ち合わせが間に合うか?という疑問。

式場によりますが1か月ほどあれば打ち合わせは可能です。かなりタイトなスケジュールにはなりますが担当プランナーさんと相談しながら2回程の打ち合わせですべてを決めきれます。手創りのアイテムなどに時間をかけることは出来なくなりますが、式場での発注や外注などでアイテムを作ってもらえれば負担なく準備を進めることが出来ます。

必ず、納期を確認して注文しましょう。
ドレスに関しても、大きくなったお腹が隠れるドレスもあります。

例えばプリンセスラインのドレスであれば胸の切り替えから下はスカートが大きく膨らむお姫様のようなドレス。それであればドレスの膨らみの中にお腹が収まるので目立ちません。

~ドレスの形 ご懐妊向き~

  • プリンセスライン◎
  • Aライン〇
  • マーメイド△
  • スレンダー△

プロのドレスコーディネーターが似合うものを厳選してくれるので安心してください。

~スケジュール例~

ご懐妊→両家挨拶→両家顔合わせ→式場決定→周囲への結婚報告→式場打合せ→式当日

ただ臨月などの不安定な時期に結婚式を行うと花嫁様の体力や体調も心配なので、可能な限り安定期(妊娠5か月~7か月ほど)に行うと、負担が少なく安心して結婚式当日を楽しめるかと思います。

◆海外挙式の場合

ハネムーンを兼ねて海外で結婚式を挙げたいという方もいるかと思います。

結婚式準備は結婚の一般的な流れと相違はありません。

ただ海外挙式を検討している人の中には、国内パーティーもあわせて行うか否か迷っている方もいるのではないでしょうか。

パターンとしては下記。

  • 海外挙式のみ
  • 海外挙式+国内挙式・披露宴(祝儀制)
  • 海外挙式+国内披露宴(祝儀制)
  • 海外挙式+国内パーティー(会費制)

統計によると海外挙式後、国内で挙式+披露宴を行った人は約6%、

披露宴もしくは披露パーティーを行った人は約44%です。

そして海外挙式後に国内パーティー実施のタイミングは海外挙式から約2~3か月がベストと言えます。

理由は海外挙式で撮影した写真やムービーなどは出来上がりまで約1か月を要します。海外挙式で撮影した写真などを国内パーティーで使用すると考えると2~3か月あけるのがよいでしょう。

~スケジュール例~

海外挙式予約→海外挙式打合せ→国内パーティー会場予約→海外挙式当日→帰国後、国内パーティー打合せ→国内パーティー実施

最後に

結婚式をするタイミングは人様々です。

結婚式は何のためにするのか?を今一度考えてみて、おふたりが大切にする想いを一番表現できる日があるはずです。

ふたりにとって、そしてふたりの大切なゲストにとって一番良い日はいつなのかを検討して最高の1日をお迎えください。

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