結婚をやめたいと悩んでいる方必見!マリッジブルーは脳のせい!?

結婚

「結婚が決まる=幸せ」と思う方が多いと思います。

大好きな人と結ばれて、「これからこの人と生涯何があっても乗り越えるんだ」と決意して進む道…ただ「この人と結婚していいのだろうか」「漠然とした将来への不安がある」「結婚を早まってしまったのでは…」と考える人も少なくありません。

いわゆる“マリッジブルー”です。

結婚情報誌ゼクシィの調べによると、マリッジブルーになった花嫁はなんと全体の78

約8割の人がマリッジブルーになっているのですね。

明確な原因が分からないことが多く、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう…という方もいますが実はマリッジブルーは“脳”の働きから起きるんです。

本日はそのメカニズムとマリッジブルーを跳ねのける方法をプロの目線からお伝えします。

なぜマリッジブルーは脳のせいなのか

マリッジブルーになった人の不安要素トップ3はこちら。

  • 環境の変化
  • 相手に対しての不満
  • 新生活

まさにこの原因3つがマリッジブルーを引き起こしているのです。

脳の中で何が起こっているかというと「脳は変化を嫌っている」のです。

どういうことかというと、結婚すると様々な変化が訪れます。

その変化に対して脳が抵抗している状態がマリッジブルーなのです。

結婚を機に起こる変化

  • 住む場所が変わる
  • (実家暮らしの方は)親元を離れて、別の人(結婚相手)と新しい生活になる

特に女性にマリッジブルーが多いのは

下記の変化が女性に起こることが多いからとも言われています。

  • 入籍して名前が変わる
  • 結婚を機に仕事が変わる、雇用形態が変わる、もしくは仕事を辞める

多くの変化が伴う結婚。変化を嫌う脳が、変化に対して抵抗するためにブルーな気持ちを引き起こす。専門用語でいうと「ホメオスタシス」と言います。

より理解していただきやすいように、日常の例でお話します。

例えば…ダイエット。

ダイエットをしたことがある人の中で“リバウンド”をしてしまった方も多いのではないでしょうか。

“リバウンド”も実は脳が変化を嫌う「ホメオスタシス」が働いているのです。

ダイエットをすると、ある変化が訪れます。

そう、体重が減りますね。

特に急激に体重が減るような無理なダイエットをしていると、脳は今までのあなたの体重を“通常”と思い込んでいるので、急激な体重減少が“大きな変化”であると捉え、その変化を受け入れられず元の体重に戻そうとするのです。

ではこのホメオスタシスと、どううまく付き合っていくのか。

マリッジブルーと向き合い、解決する方法をお伝えします。

マリッジブルーの解決方法

解決方法として下記ステップを参考にしてみてください。

ステップ1「脳のメカニズム ホメオスタシスを理解する」

ホメオスタシスを知らないあなたは、マリッジブルーの原因が分からずただただブルーな気持ちになっていたかもしれません。

でも“脳のせい”であり、誰も悪くないのだ、誰しも起こりうる現象なのだと理解できたあなたは少し気持ちが楽になっていませんか。

ステップ2「変化を少しずつ与える」

状況によってできる人とできないとに分かれると思いますので当てはまる人は実践してみてください。

大きな変化が急に来るからホメオスタシスが働く。

であれば、変化を少しずつ与えて“脳をだます”のです。

新しい暮らしになれるまで、実家に定期的に帰って家族との時間を過ごしてみる、慣れてきたら彼との生活へシフトしていく…というように徐々に慣らしていきましょう。

ステップ3「不安なことを人に話す」

一人で抱え込まずに、不安な気持ちを話すことでリフレッシュ。

共感できる友人に話すだけでも気持ちが楽になります。マリッジブルーになるのは自分だけではないのだと知るだけでも気持ちは楽になります。

またこれから共に過ごすパートナーにも不安な気持ちを話してみてください。

お互いを理解しあうことであなたの不安が少しでも和らぐのではないでしょうか。

実際にマリッジブルーに向き合った人

上記の解決方法でマリッジブルーに向き合った花嫁がいます。

花嫁は結婚する彼とはお付き合いをして8年。喧嘩することもほとんどなく、とても仲良し。花嫁は今まで実家で生活されており、ご家族ととても仲よしでした。

ただ、結婚が決まり結婚準備を進めていく中でマリッジブルーに。

「本当に彼と結婚していいのか」「彼が仕事をしているので、結婚の準備を一人で進めることが多く不安」とブルーな気持ちが募るばかり。

結婚式を担当するウエディングプランナーに「彼と結婚できない」と相談までしたそう。

ただプロであるウエディングプランナーに「脳が変化を嫌ってブルーになっているだけで、彼を嫌いになったわけではないのでは?とマリッジブルーになる仕組みを教えてもらったところ、「彼への気持ちがなくなったのではなく、誰しもが通る道なのだ」と知り気持ちが楽になったそう。

そこから、パートナーにもこの変化における気持ちを話し、彼も彼女と同じ方向を向いて一緒に変化を受け止めてくれることによって気持ちが楽になり、「やっぱりこの人と結婚して良かった」と思え、マリッジブルーを切り抜けました。

最後に

不安要素トップ3で伝えた「相手への不満」は、相手を嫌いになったわけではないのです。

大きな変化をもたらす要因が“彼”であるから、脳が“彼”に対して矛先を向けているだけ。

「彼と結婚するから、引っ越しをしなければいけない」「彼と結婚するから仕事を辞めなければいけない」「彼と結婚するから名前を変えなければいけない」…と脳が“彼”のせいにしてしまう。

でも彼は悪くない、むしろ大切な存在なはずです。

だからこの変化を受け入れて、目の前の彼がどれだけ大切な存在か再認識してほしいのです。

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