友人の結婚式で2次会幹事を頼まれたばあい、頼られて嬉しい反面、何をすればよいのか困ってしまうことも少なくないかと思います。
また、2次会に出席したことがある方は幹事のやることがとても多いような気持ちになってしまうもの。
しかし、ポイントを押さえれば幹事の仕事は難しくありません。
友人とのきずなも深まり、他の方からの評価も上がる幹事の仕事、そんなものがあるのかを注意点を踏まえながら一緒に見ていきましょう。
頼まれたのはあなたの人望!2次会幹事はできる人間が多い
まず初めに、あなたが新郎新婦に2次会幹事を頼まれたのは、あなたが適任だと思う気持ちからであることを理解しておきましょう。
適当な人間に自分の晴れの舞台の応援団長を頼む人はいませんよね。
きっとあなたは頼りがいがあり、責任感があり、新郎新婦にとって今後も大切にしたい唯一無二の友人なのです。
そう思ってもらえる新郎新婦に、是非力添えをしてあげたいと思うのが友人というもの。
早速自分の仕事を整理し、当日への準備を進めましょう!
2次会幹事が具体的にやることは?
2次会に向けてすべきことは、大きく分けて5つあります。
- 幹事や役割分担のこと
- 会場のこと
- ゲストの出欠席やフォローのこと
- お金のこと
- 当日のプログラムや進行のこと
◆幹事や役割分担のこと
幹事に選ばれた際は、他に選ばれた幹事との顔合わせ件打ち合わせを行いましょう。
一般的には4人前後の友人が幹事に選ばれているケースが多いようです。
幹事の打ち合わせは、新郎新婦から幹事を頼まれてからすぐ行って構いません。新郎新婦から、特に指定がない場合は、幹事同士で役割分担を決めておきましょう。
最低限先に決めるべき役割は以下の通りです。
- 受付
- 会計
- 司会
- 進行
- マイクやカメラなどの機器管理
- 撮影
そのほかに当日の会場設置や後片付け、小道具調達などもありますが、それは幹事全員で担当してよいかと思います。
◆会場のこと
会場の決定は、新郎新婦が行うこともありますが、幹事がサポートしてあげると親切です。
会場には早い段階で予約する必要がありますので、最低でも3か月前までには決めておきましょう。
結婚式が近くなった段階で、店との打ち合わせが必要となってきますので、事前に場所を確認しておくのがベストです。
◆ゲストの出欠席やフォローのこと
ゲストの出欠席管理や招待状発送は、基本的には新郎新婦が行います。
2次会の招待状は、結婚式の招待状と一緒に発送することもありますが、メールなどが多いようです。
2次会のみ呼ぶ友人などもあるかと思いますので、あらかじめゲストのリストは貰っておきましょう。
この段階で大体の2次会規模が決まります。
◆お金のこと
参加費などの決定は新郎新婦が行いますが、当日の会費管理は幹事が担当になります。しっかりと管理できるよう、会場に預けられるロッカーなどが無いかを確認しておきましょう。
また、会計は2名体制で行うのがスムーズです。
また、当日の会場への支払い方法についても事前に打ち合わせしておきましょう。
集めたお金を会場に払うだけでよいのか、一度新郎新婦に渡すのか、前払いであればどうするのか…これは新郎新婦も交えてしっかりと確認しておきたいところです。
また、別途小道具などの調達があった場合のやり取りも忘れないで行いましょう。
領収書をまとめて新郎新婦に渡すのか、先にある程度のお金を預かっておくのか…決めておくことでバタバタすることが無くなります。
◆当日のプログラムや進行のこと
プログラム作成は幹事主体で行います。できれば2か月ほど前までには終わらせたいもの。
新郎新婦のしたいことなどを聞き取り、オリジナルのプログラムを作りましょう。
ゲームやビンゴなど、披露宴よりフランクに楽しめるものがおすすめです。
当日の飾りつけなどが必要な場合は、幹事は早めに2次会会場に向かいましょう。
お店や会場によっては、会場のスタッフが行ってくれる場合も。
その時も自分の目で問題ないかを確認しましょう。
そして、当日の流れについて、幹事同士で最終打ち合わせすることをお忘れなく。
受付と会計が一緒の場合は、2名体制にしましょう。2名いれば、何かあった時に対応ができます。
司会進行はプロにお願いすることもできますが、盛り上げ上手な幹事が行っても大丈夫です。もちろん、プログラムごとに持ち回り制にしてもよいでしょう。
ゲームなどで人手が足りない場合は、サポートを他の人にお願いしましょう。漢字の仕事は思ったより忙しいもの。手が足りない時があれば、周りも巻き込んで2次会を盛り上げてください。
2次会の終わりには、幹事が忘れ物チェックなどを行います。最後に新郎新婦と問題が無かったかなどを話し合って幹事の仕事は終わりです。
最後は自由に楽しんでもらいましょう!
いかがでしたか?思ったよりやることが多いように思いますが、幹事同士で分担すれば、一人の負担はそれほど重くないもの。新郎新婦と話し合いながら、適した役割分担を考えてみてくださいね。
2次会は披露宴よりもっとゲストの距離が近く、フランクに楽しめる場です。プログラムを決めるときには、盛り上げること、楽しんでもらえることに重点を置いて、笑いの溢れる楽しい会にしてください。