結婚式費用を抑えるために出来る節約術を紹介

結婚式

結婚式の準備が進むと、見積もりの金額に驚いたという人は多くいます。
しかし、事前に対策をしておくだけで大幅な費用の追加を防ぐことが出来るのです。

そこで今回は結婚式費用を抑えるために出来る節約術について紹介していきます。

この記事を読んで自分たちで出来る節約を見つけていきましょう。

結婚式費用を節約する理由

結婚式の打ち合わせを重ねていく中で必ずといっていいほど聞くのが「見積もりが高くなった…」という声。

楽しいことばかりではないという現実と向き合う瞬間でもあるのですが、誰だって見積もりがぐっと高くなるのはショックを受けるものです。
ただでさえ高い結婚式なのですから、出来ることなら費用をかけずに結婚式を挙げたいと思うのは当たり前のこと。

そこでまずは平均費用や卒花嫁さんたちの費用があがった理由について紹介していきます。

平均総費用

ゼクシィトレンド調査2019による結婚式の総費用平均(首都圏)は、377.9万円でした。

平均費用を知っておくと、自分たちがどれくらいの予算で結婚式が出来るのかイメージを組むことが出来るようになります。

  • 50万円刻みでの平均調査の結果、400~450万円がもっとも多い
  • 300~550万円の間で結婚式を行っている人が多くいる
  • 最も低い50万円未満は1%にも満たない
  • 最も高い700万円以上は3%
参考資料:ゼクシィトレンド調査2019

卒花たちの費用が上がった理由

ゼクシィトレンド調査2019による、費用が上がった理由は以下のとおりです。

  1. 料理を追加またはランクアップしたから(70.2%)
  2. 衣裳を追加またはランクアップしたから(62.5%)
  3. 写真・ビデオを追加またはランクアップしたから(55.2%)
  4. 装花など会場装飾をランクアップしたから(45.3%)
  5. 飲み物を追加またはランクアップしたから(38.9%)
  6. 引き出物を追加またはランクしたから(36.1%)
  7. 演出を追加またはランクアップしたから(31.9%)
  8. 列席者の人数が予定より増えたから(28.2%)
  9. 予定の時間よりも延長したから(0.6%)
参考資料:ゼクシィトレンド調査2019

このように主な理由は料理や衣裳のランクアップであることが分かります。
これらの費用が上がった理由を事前に知っておくだけでも、見積もりが上がることを抑えることが可能です。

これらを参考に続いてはどのようなものが節約できるのか紹介していきます。

結婚式で節約できる8項目のメリット・デメリット

先ほど、費用が上がった理由について紹介してきました。では、実際に自分たちが費用をあげないために出来ることとは何なのでしょうか。

そこでここでは節約できるものやメリット・デメリットについて紹介していきます。

会場費

会場費は会場見学の時点で節約できる場合が多いです。その方法は、「会場費サービス」が付いてくる日に見学に行くことや指定された日取りに成約する方法になります。

  • メリット:10万円前後節約することが出来る
  • デメリット:指定されたタイミングを逃すと会場費を抑えることは難しくなるので事前にチェックしておく必要がある

ペーパーアイテム

式場で用意するとデザインや印刷料で割高になりやすいのがペーパーアイテム。

  • メリット:外部で発注したり手作りすることで費用を節約することが出来る
  • デメリット:手間が増えるため自分で作ったり確認するのが苦手な人には苦痛になりやすい

ウェルカムアイテム

ウェルカムボードやリングピローなど装飾品を揃えれば揃えるだけ高額になりやすいのがウェルカムアイテムです。何が必要か必要でないかしっかり見極める必要があります。

  • メリット:手作りをしたり風船や100均アイテムを上手く使えば節約が出来る
  • デメリット:手間がかかったり、装飾のバランスを考えず節約しすぎた結果、寂しいウェルカムスペースになる可能性もある

フォト、ムービー

卒花嫁たちの費用が上がった理由の3位になっていた写真やムービー関連は、アルバムやムービーを取り入れることで費用がぐっと上がります。節約する方法としては、ムービーを辞めたり、外部のカメラマンを呼ぶことで抑えることが出来ます。

  • メリット:一つ一つの単価が高いため何かを辞めるだけで費用を抑えることが出来る
  • デメリット:思い出になるため式後に見返したいときに見れない可能性がある

衣裳

卒花嫁たちの費用が上がった理由の2位である衣裳関連は、こだわればこだわるだけ費用が上がっていきます。

しかし花嫁にとって憧れのウエディングドレスですから着たいものを選びたいという人が多くいます。
事前に予算を決めておくとその中から選ぶことが出来るので予算内で選ぶことが出来ますよ。

  • メリット:価格で選ぶなら10万円以上抑えることが出来る
  • デメリット:予算内の中では好きではないデザインのドレスを着る可能性がある

料理

見積もりが上がる一番の理由である料理は、ランクを1つ変えるだけでぐっと見積もりが上がっていきます。ランクを1つ上げるだけで3000円前後×人数分プラスされるわけですから一気に予算が上がるのは仕方のないことです。

予め、初期見積もりの段階で一番人気のランクにしておくだけで費用が上がるのを抑えることが出来ます。

  • メリット:ランクを下げることによって費用を節約することが出来る
  • デメリット:コース料理や結婚式に慣れているゲストからするとランクの低い料理だと気付かれてしまうことがある

装飾

意外と費用があがりやすいのが装花などの装飾です。
メインテーブルやゲストテーブルは何もしないわけにはいきませんからどうしても装花代がかかってきます。

生物の装花代は高くなることが多いため、キャンドルや貝殻や花瓶などの装飾品でボリュームを出すことで費用を抑えることが出来ます。

  • メリット:装花代を抑えるだけで費用を抑えることが出来る
  • デメリット:節約を意識しすぎた結果寂しいテーブル装飾になることがある

ゲストへのおもてなし

料理の他に、引き出物やドリンクなどの費用を抑えることも出来ます。

お酒を飲むゲストが少ないならアルコールの種類を減らしたり、ゲストによって引き出物の価格を変えたりなどの工夫をするのもおすすめです。

  • メリット:人数分の費用が変動するためそれなりの金額を節約できる
  • デメリット:費用を重視しすぎた結果内容が質素になってしまうことがある

以上が節約できる8項目になります。
金額を気にするあまり内容が質素になってしまってはせっかく結婚式に来てくれたゲストが楽しめないこともありますので、バランスを見ながらアイテムを決めていくことが大切になります。

より具体的な節約方法を知るために最後は卒花嫁さんがしてきた節約術について紹介していきます。

卒花がしてきた節約術8選

これまで節約できる内容について紹介してきました。そこでさらに節約方法について理解するために、最後は卒花嫁さんたちが実際にした節約術の8種類について紹介していきます。

大きな値引きをしてくれる日取りを選ぶ

会場見学の時に事前に特典が付くことが多くあります。見学申し込みの際にHPなどで成約したらどのような値引きの特典サービスが付くか記載してあることが多いので、事前にチェックしておくことをおすすめします。

値引きなどの特典は成約後には付かないので、自分たちの予算にあった日で成約するのがおすすめです。

【具体的な値引きサービス】

  • 仏滅や平日などの指定された日に成約すると値引きサービスがつく
  • フェアやイベントで特別につく値引きサービス
  • ウェディングサイトやウェディングサロン経由限定の値引きサービス
  • 式日当日から2,3か月以内の直近成約の値引きサービス
  • マタニティ限定値引きサービス

初期見積もりを高く見積もってもらう

費用が高く上がった原因の一つに、初期見積もりを低く設定されていたケースがあります。

最近では少なくなってきているようですが、成約してほしいがために初期見積もりを安く設定して成約してもらう手法を取る式場も正直なところあるのです…。

そうならないために、初期見積もりの段階で高めに見積もってもらうことをおすすめします。

【見積もりを高くしてもらう方法】

  • 「この式場で一番人気の料理や衣裳などのプランで見積もりを組んでください」という
  • 「平均的な見積もりで出してください」という
  • 「一番高い見積もりで出してください」でもOK

ランクアップしてもいいものを決めておく

どれだけ気を付けていても、結婚式はどうしても費用があがってしまうことが多くあります。

そこで新郎新婦の二人で事前にランクアップしてもいいものを事前に決めておくといいでしょう。
料理なのか、衣裳なのか決めておくだけで他のアイテムでランクアップしないと決めておけば変動することを防ぐことが出来ます。

ペーパーアイテムを手作り

節約する一番多い方法がペーパーアイテムを手作りする方法です。

  • 席次表
  • プロフィールブック
  • 招待状

手作りキットなど販売していますので、自身で簡単に作ることが出来ます。

花嫁アイテムを借りたり安く買ったりする

ベールやグローブ、インナーなど意外と費用がかかる花嫁アイテムをフリマアプリなどで安く購入する方法があります。また既婚済みの友人が結婚式で使ったアイテムが借りられないか確認してみるのもおすすめです。

演出は必要最低限にし歓談の時間に充てる

バルーンを使った演出やキャンドルサービスなど、演出に費用がかかることが多くあります。
そこで節約するために、必要最低限の演出のみにし他の時間を歓談の時間に回す方法があります。

ゆっくり食事や歓談が出来る時間が増えるため、アットホームな結婚式にしたい人におすすめの方法です。

テーブル装花は小物を使って生花代を削る

テーブル装花は花のボリュームを増やす分費用も高くなります。そのため、ボリュームを抑えるためにキャンドルや花瓶を使い、花の装飾を減らすことで生花代を減らすことが出来ます。

プチギフトは手作り

手作りする余裕がある人はプチギフトを手作りする方法もあります。手作りクッキーや手作りジャムなどをプチギフトにしていた人もいました。

外部から持ちこみ

写真や衣裳の費用を抑えたい人は外部からカメラマンや衣裳を持ち込む方法があります。

しかし式場によっては持ち込み料金や値引きサービスがなくなってしまうところがあり、持ち込んだことによってかえって費用が掛かってしまったケースもあるため、事前に式場に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は結婚式費用を抑えるために出来る節約術について紹介してきました。

  • 初期見積もりが低いと見積もりが高くなりやすい
  • 何にお金をかけていいか決めておくと見積もりの変動を抑えられる
  • 初期見積もりの時点で平均的な見積もりにしてもらうのがおすすめ
  • 手作りアイテムなどを取り入れて上手く節約することもできる

結婚式はお金をかけようと思えばどこまでもかけられるもののため、自分たちの中でしっかりとボーダーラインを決めておかなければ大変な金額になりやすいです。

結婚式を行うことが決まったらまずは新郎新婦の二人で予算がどれくらいか、何にお金をかけたいかなどしっかり話し合って、トラブルのない結婚式準備を進められるといいですね。

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