結婚式場が決まったのに打ち合わせや準備が始まらないと不安になっている新郎新婦は多くいます。
いつから準備が始まるのか、どのように進んでいくのか分からないままただ式場からの連絡を待っているのは不安ですよね。
そこで今回は通常の結婚式の準備がいつから始まりどのくらいの期間で行なうのか紹介していきます。
また、こだわりたい人と式場にお任せしたい人、それぞれの準備期間についても紹介していくので、自分たちの希望にあった流れを確認出来ます。
ちなみに私は手作りと式場側のアイテム両方を使って4か月ほどの準備期間がかかりました。
この場合の流れについても紹介していくのでこれらを参考にすることで安心して準備に取り掛かれるようになるでしょう。
結婚式の準備期間
まずは平均的な準備期間の流れを説明していきます。
式日より半年以上期間が空いている場合
- 【1年前】式場を予約
- 【半年前~5か月前】新婦の衣裳合わせ開始
- 【4~3か月前】打ち合わせ開始①回目(招待客のリストアップ、招待状準備など)
- 【3か月前】新郎の衣裳合わせ開始、招待状発送
- 【2か月前】打ち合わせ②回目(式の進行内容や料理、写真、会場装花決めなど)
- 【1か月前】衣裳本決定、招待状返信締め切り、打ち合わせ③回目(主に最終確認)
- 【前日】グッズ搬入、サイズフィッティング
- 【当日】結婚式当日
式場との打ち合わせが始まるのは式日から3,4か月前が一番多いタイミングになります。
招待状の返信が届いてから具体的な内容が決まることが多いです。
直近で式場を予約した場合
式場を予約した日が当日に近ければ近い程、同じ月に打ち合わせを何度か行うことになるため、過密スケジュールになることがあります。
最短で1か月あれば結婚式を行うことが可能ですが、家族婚など少人数での結婚式に限られます。
上記で紹介した準備期間は平均的な数値になります。
打ち合わせ回数は人によって違うため、不安な人や決めることが多い人はこれよりも回数が増えることがあるのです。
もちろん、結婚式に必要な準備をこだわり自分で作っていきたいと思う人もいますよね。
そういった場合、準備期間は上記よりももっと長くかかることになります。では、どれくらいの期間になるのか次で説明していきます。
こだわりたい人向け結婚式の準備期間
先ほど一般的な結婚式の準備期間について紹介してきました。続いては、様々な物を自分で作って準備したいと思っている人に向けた準備期間について紹介していきます。
基本的には3~4か月前に式場との打ち合わせが始まるのは変わらず、その合い間に自分たちで準備を進めていくような形になります。
準備内容
式場で様々な物を用意し手配してくれますが、実はアイテムの多くは自分たちで用意することが出来ます。
【自分で用意が出来るもの】
- 招待状
- 席次表、プロフィールブック
- 席札
- 芳名帳
- オープニングムービー、エンドロール、プロフィールムービー
- ウェルカムグッズ
- リングピロー
- テーブルナンバー
- プチギフト
自分で用意するメリット・デメリット
メリット:自分でこだわってデザインや品物を決めることが出来る
デメリット:式場によっては持ち込み料金がかかる場合がある
自前のアイテムを使用する場合、持ち込みが禁止されていたり持ち込み料が発生したりする可能性があるため、作業に取り掛かる前に必ず式場側に持ち込みが可能か確認しておきましょう。
準備期間
準備期間は何をどれだけ手作りするかによって変わってきます。式場との打ち合わせスケジュールに合わせて、自分が作業に取り掛かれる時間などを逆算して準備を始めるといいでしょう。
例えば、1回目は招待状の確認であれば、それまでに招待状のデザインや文面を決めるなど、各打ち合わせまでに必要なアイテムを作っていくことが大切です。
プロフィールムービーなどはゲストが本決定していなくても作れるので、早い人は1年前からこつこつ始める人もいます。
では続いて、式場が用意しているアイテムを使用した人の流れについて紹介していきます。
お任せでいい人向け結婚式の準備期間
先ほどは自分で作りたい人に向けた準備期間の紹介をしてきました。
しかし、中には準備に時間をかけられないという人もいることでしょう。
そこで続いては、式場側に準備を手配する場合の準備期間について紹介していきます。
準備内容
式場で手配をする場合、作成するのに必要なデータを用意するだけで問題ありません。
プロフィールに使用する写真を探す手間はかかりますが、手作りに比べてほとんど準備する必要がないため楽に打ち合わせや準備をすすめることが出来ます。
【用意が必要なもの】
- ムービー関連で必要な写真データ
- ゲストの肩書きや氏名を載せたリスト表
手配する場合のメリット・デメリット
メリット:自分で用意するものが少なく楽に準備がすすめられる、式場の雰囲気に合ったアイテムで揃えられる
デメリット:費用がかかる
式場で用意をお願いする場合、「楽する時間をお金で買う」という感覚に近いです。
準備期間
準備期間はほとんどありません。
用意してほしいといわれるプロフィールの写真やゲストリストさえあればあとは式場が用意してくれるため、打ち合わせのみの準備期間で準備を進めることが出来ます。
以上が式場側に手配をお願いする場合の流れになります。
手作りと手配を混ぜた準備期間の例
これまで手作りの場合と式場にお願いする場合の準備期間について紹介してきました。
手作りをする場合と式場にお願いする場合では準備期間や準備するものが大幅に違ってくることが理解できたことでしょう。
私自身、結婚式を挙げたときは手作りと式場での手配を混ぜて準備を進めていきました。
ペーパーアイテムとムービー類は費用がかかったため、節約のため手作りをすることにし、それ以外の楽出来るところは楽をしようと思ったためです。そこで、手作りと式場の手配を混ぜたケースも合わせて紹介していきます。
手作りしたもの
- ムービー類:オープニングムービー、プロフィールムービー、両親へ向けた感謝のムービー、エンドロール、二次会余興ムービー
- 招待状、席次表
- ウェルカムベアの服
(パートナーがムービー類、私がそれ以外を作成しています。)
手配したもの
- 席札(先に席札をもらい裏にメッセージを書きました)
- 芳名帳
- テーブルナンバー
- プチギフト
【友人が作ってくれたもの】
- ウェルカムボード
- リングピロー
準備期間
【1年前】
- 式場予約
- 国内リゾートウエディングだったため事前にゲストにLINEなどで報告
【4か月前】
- 招待状キット購入、文面作成
- ムービーに必要な写真をピックアップ、作成開始
- ドレス選び①回目
【3か月前】
- 打ち合わせ①回目
- 招待状の確認後、郵送
- ムービー作成
- タキシード選び
【2か月前】
- 打ち合わせ②回目
- 招待状返信
- 先に席札を発注
- 席次表作成
- ウェルカムベアの服作成
- ドレス選び②回目本決定
【1か月前】
- 打ち合わせ③回目、最終確認
- 席次表完成、式場に確認
- 席札をもらいメッセージを書き始める
- ムービー作成
- サイズフィッティング、小物決め、メイクリハーサル
【1週間前】
- ウェルカムボード、リングピローもらう
- ムービー完成
- 席札完成
【前日】
- アイテムの搬入
- 新郎の挨拶文考える
幸い、友人らが大きなアイテムを作ってくれたこともあり、準備は楽をさせてもらったと思います。
手作りでペーパーアイテムを作成する場合、ゲストからの招待状の返信を待たないといけない場合が多かったため、LINE などで出欠の確認をすることがありました。
ムービーに関しては、PCやムービー作成が得意な人でないと時間がかかるため、充分な準備期間が必要だと感じます。(実際、ムービーを作った本人は作りすぎて最後の辺りはストレスが溜まっていたので…)結婚式の準備は楽をお金で買うものだなぁと実感しました。
まとめ
今回は結婚式の準備期間について紹介してきました。
- 具体的な結婚式準備が始まる式場との打ち合わせは3~4か月前から
- アイテムを色々手作りしたい人は早めから準備を始めるのがおすすめ
- 時間がない人は式場側にお任せで問題ないが自分たちでも用意する物もある
自分たちで何を作るのかによって準備期間は変わってきます。
結婚式前の自分たちのスケジュールとのバランスを見てどこまで準備に時間と手間をかけるか決めることをおすすめします。
自分たちのペースに合った内容で結婚式の準備気を進めてくださいね。