結婚式当日につわりがひどそうなときどうすればいいの?新婦側、ゲスト側それぞれの立場での対応を説明していきます。

結婚式

妊娠しているとつわりがある女性は多くいます。

それが結婚式の時期に当たってしまうと体力的にも精神的にも辛く感じてしまう場合も。

そんな時、結婚式をどうしようか悩んでしまう人もいることでしょう。

そこで今回は、結婚式の時期につわりが起きていそうな場合の対策について紹介していきます。

新婦側とゲスト側それぞれの立場を紹介していきますので、それぞれの立場から結婚式をどうするか考えられるようになりますよ。

つわりとは

まずはつわりについて説明していきます。

つわりは妊娠4~6週目頃から始まります。

ピークは妊娠7~9週目あたりで、14~16週目頃に落ち着くとされています。

しかし、つわりには個人差があり、ずっとつわりがあった人や全くつわりがなかった人とそれぞれですので、自分がどちらに当てはまるかは妊娠してみないと分かりません。

症状

  • 吐き気、嘔吐
  • 眠気
  • 倦怠感
  • においで吐き気を催す
  • 食欲不振
  • 食べづわり

※妊娠後期でもお腹が圧迫されることから、吐き気や唾液が多くなることもあります。

妊娠悪阻

つわりの症状がひどい場合、妊娠悪阻と言って入院が必要になる場合があります。

具体的な症状は下記の通りです。

  • 一日中吐いている
  • 体重が急激に減っている
  • 貧血症状
  • 水分不足
  • 尿が出ない

結婚式への影響

これらを考えると、妊娠14週目前後や妊娠後期は体調がすぐれない可能性があるため、少しでもおかしいな?と感じたら結婚式を行うのも参列するのも控えた方がいい場合があります。

下手に無理をしたことで、母子ともに負荷がかかってしまう恐れがあるため、妊娠しているときは体の安全・安静を第一に考えましょう。

とはいえ、すぐに結婚式を取りやめるという決断をするのも中々難しい場合もありますよね。

そこで、結婚式を行う場合に何をすればいいのか具体的な対策について紹介していきます。

結婚式につわりが起こりそうな場合【新婦の立場】

先ほどつわりについて具体的に説明してきました。

一番いいのは安静にしておくことですが、結婚式を行いたいという想いが強い人やすぐに中止することが難しい人も中にはいるはずです。

そこで、そういった人達のために、具体的にどのような対策が出来るのかを紹介していきます。

結婚式準備の対応

妊娠が分かった瞬間にまずしてほしいのは、式場に妊娠のことを伝えること。

そうすることで打ち合わせのスケジュールやドレスの選び方などの対応を妊婦さん向けに変えることが出来ます。

新郎を中心に結婚式の準備を進める

妊娠期間中に結婚式をする場合、通常の結婚式の準備に比べて新郎の助けが必要不可欠になります。

つわりへの理解はもちろん、つわりによって準備が出来ない状況になるということも理解してもらい、新郎を中心に準備を進めていく必要があるのです。

結婚式の準備期間

結婚式の準備期間は主に当日から3~4か月前から始まります。

ちょうど準備期間につわりの時期が被っている場合、つわりが原因でウエディングアイテムを手作りしたくても出来ない場合が多いため、式場が用意しているアイテムを使うなどして体を休ませる方法を取りましょう。

また、プランナーにメールでのやりとりで打ち合わせが出来ないか相談したり、打ち合わせには新郎に行ってもらうなどする必要もあります。

ウエディングドレス

当日の妊娠周数によってお腹の膨らみ方が変わってくるため、サイズの見方も変わり、予備サイズや入らなかったときのための予備のドレスを選ぶ場合があります。

また、体調やお腹に負担のかからないようなドレスを選ぶ必要があるため、妊娠していることは必ずプランナーに伝えるようにしましょう。

当日の流れの確認

打ち合わせの際に当日の流れを確認しておきましょう。

万が一体調がすぐれなかった場合に、休憩する場所や時間を設ける必要があるためです。

事前に進行スケジュールで削る内容を決めておくと、当日何かあった時にスムーズに対応することが出来ます。

式の延期の検討

人によってはつわりが原因で入院したり、一切自宅から動けなくなってしまう場合もあります。

そうなった場合には、結婚式自体の延期を検討する必要も。

延期になった場合でもゲストの理解は得られるので安心してくださいね。

結婚式も妊娠もどちらもおめでたいことではありますが、新婦の体調が第一優先になりますので、無理をせず落ち着いてから結婚式を挙げ直すことも考えておきましょう。

以上が新婦が出来る結婚式準備のつわり対策になります。

無理をしないことが第一優先であることを理解できたことでしょう。

続いては、ゲストが妊娠している場合の対応について紹介していきます。

結婚式につわりが起こりそうな場合【ゲストの立場】

先ほど新婦のつわりに対する対応について紹介してきました。

ここからはゲストの立場の場合での対応について紹介してきます。両者とも無理をしないということを前提に見てくださいね。

参加する場合

どうしても結婚式に参加したい相手だった場合、参加するという手段を取るのもいいでしょう。

しかし、当日座る時間が長いことや、食事の香りが常にしていることなど、体調不良を引き起こしてしまう危険があることを理解してください。

つわり対策

結婚式に参加する場合は、必ず新郎新婦に妊娠していることを伝えましょう。

つわりは何が原因で引き起こされるかはその人によって違うため対策という対策は出来ません。

しかし、新郎新婦に事前に伝えておくことで、体調が悪くなってしまった時のための対策をしてくれる場合があります。

具体的な内容は次で紹介していきます。

ゲストに妊婦がいる場合、新郎新婦が出来ること

妊娠しているゲストがいる場合、体調不良などを考慮して事前に準備しておけることがあるので、プランナーに確認しておきましょう。

  • アルコール、カフェインを除去
  • 体に負担の少ない料理に変更
  • 体調が悪くなってしまったときの部屋を用意
  • お腹と腰の負担軽減のためのクッションを用意

欠席する場合

つわりがひどそうな場合、欠席をする場合は理由をそのまま新郎新婦に伝えましょう。

出来れば返事は結婚式の1か月前までが好ましいです。

式日当日まで1か月を切ると、引き出物や料理などの手配が始まるため、数の調整に手間をかけてしまうことがあるためです。

つわりが理由で欠席するのは新郎新婦も理解してくれることですので無理せず休む方を選ぶことをおすすめします。

後日、つわりが落ち着いたら改めてお祝いの品やご祝儀などを渡せると喜んでもらえることでしょう。

まとめ

今回はつわりがある場合の結婚式の対応、対策について紹介してきました。

  • 無理をせず安静を第一優先に
  • 妊娠が分かったら式場にすぐに連絡
  • 妊娠、つわり中に結婚式をするなら新郎を中心に準備をすすめること
  • つわりによる結婚式の延期や欠席はして問題ない
  • 妊婦がいる場合、当日の対策を式場側と確認しておく

つわりがある中で結婚式当日や準備を行うのはとても大変なことです。

ゲストにも心配をかけてしまうことにもなりかねませんので無理のないように結婚式を行うか検討必要があります。

とはいえ、結婚式はやはり素敵で楽しいものです。

お互いが楽しめるように対策をしっかりとして無理のないよう当日を迎えられるといいですね。

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