結婚式はやっぱり定番ソングが心に沁みる

結婚式

結婚式を彩る重要なアイテム「BGM」。

新郎新婦の想いを代弁する、そして結婚式という特別な空間を演出するために欠かせない重要なアイテムです。

ただ、選択肢が無限にあるので、BGMを決定するには迷う新郎新婦様も多いと思います。

たくさんの選択肢の中でも、やはり「定番」と言われる曲には定番になるだけの理由があります。定番と言われるだけあり、たくさんの人の心に響いている証拠であり、長く聴かれている価値があります。

そこで本日は、愛される「結婚式の定番ソング」をご紹介します!

そもそも結婚式における曲の大切さとは?

BGMは結婚式においてどれだけ重要なのでしょうか。

普段の生活で、ふと街中で流れる懐かしい曲を耳にした時に「この曲、数年前によく聴いてたな。そういえばこの曲を聴いていた時には隣にはあの人がいたな」などと曲を聴くことで蘇る思い出はありませんか?

不思議なことにその当時の、関わる人・季節・気持ちなど様々なことが蘇ります。

実は音楽を聴くことで「懐かしさを感じる・思い出が蘇る」という体験を“メンタル・タイムトラベル」と言います。

同じような現象で、“香り”がきっかけに思い出されることもあります。昔、付き合っていた人がつけていた香水と同じ香水を街中で嗅ぐと当時の思い出が蘇る。

そのように人間の五感を刺激するきっかけがあることで、思い出が鮮明によみがえるのです。なので結婚式における音楽は人の“聴覚”による記憶を刺激する重要なアイテムがBGMなのです。

結婚式におけるBGMも例外ではありません。
結婚式が終わってもパーティーの際にかかっていた曲を聴くことでパーティーの時の想いを蘇らせてくれる。
入場のタイミングで流れていた曲をふと聴くと、ゲストの拍手と共に入場の時の温かい気持ちまでもが蘇ってくる。

結婚式というのは打合せ段階では、「手に取ることが出来ない無形商材」です。打合せ時にイメージとなる写真などは見られるかもしれませんが、自身が打合せで決めてきたアイテムや料理や、花、そして招待した大切なゲストが集まってひとつの結婚式という形になるのは「結婚式当日のみ」なのです。

その「空間」を演出するためにBGMが最高のアクセントとなるのです。

ロマンチックな結婚式をイメージするのであれば、スローテンポなBGMで。

ゲストとワイワイした賑やかなパーティーをしたいなら、思わずゲストが手拍子をしてしまいそうなアップテンポなBGMを。親に感謝を伝えたい場面では、親への気持ちを代弁してくれるような名曲を。

結婚式が終わった後に、ふとそのBGMを聴くと結婚式の思い出のシーンが蘇るのです。

目に見えない結婚式という商材だからこそ人の“五感”を刺激するような演出をすることが結婚式では求められます。

ゲストにとっても、新郎新婦にとっても大切な思い出を作る・蘇らせるBGM。

ふたりがイメージする理想のパーティーを彩るにふさわしい一曲を歌詞・メロディ・歌に込められた想いから選び、ぜひ自分だけのセットリストを作ってください。

なぜ定番ソングが心に沁みるのか?

ではなぜ定番ソングが心に沁みるのか。

定番と言われると、「よく使われている曲だから飽きた」「他人とかぶりたくない」「ありきたりな歌詞なのでは?」などと懸念されることも多いです。

ただ、定番ということは、それだけ多くの人に聴かれてきたということ。それだけ多くの人の心を動かしてきたので聴かれ続けている価値があるということです。

そして違う観点で見てほしいのが「ゲスト目線」で考えること。

結婚式は参列するゲストが親族や会社関係、同年代の友人など「年齢層が様々であること」、そして新郎新婦それぞれのゲストで「男女共に参列していること」。

上記をふまえると幅広く人々に愛されている曲を使用することで、より多くのゲストの心にも沁みるのではないでしょうか。

今回は、昔から愛されている名曲から洋楽・邦楽問わず、愛される定番の曲を紹介したいと思います。
ぜひイメージする結婚式に合う曲を見つけてくださいね!

定番ソングを紹介

邦楽と洋楽にわけて人気の定番曲を紹介します。

曲のYoutubeのURLも記載していますので実際に聴いてみて、お気に入りの曲を見つけてください。

◆邦楽

「365日」Mr.Children

Mr.Children「365日」Mr.Children TOUR POPSAURUS 2012

歌詞にある「365日の言葉を持たぬラブレター」。

これから共に歩んでいく2人のスタートにふさわしいラブソングです。

★おすすめシーン

  • 退場
  • エンディングムービー

「永遠」BENI

BENI – 永遠

 

新郎新婦の永遠の愛を願う歌。家族や友人の目線から聴くと、花嫁の幸せを切に願う想いが心に沁みる一曲。

★おすすめシーン

  • 入場
  • エンディングムービー

「糸」中島みゆき

糸 – 中島みゆき

 

1992年の名曲。今までにBankBand、EXILE ATSUSHI、絢香など様々なアーティストがカバーしています。

★おすすめシーン

  • プロフィールムービー
  • お色直し入場

◆洋楽

「The Gift」Blue

洋楽 和訳 Blue – The Gift

 

“But in giving it away You found the precious thing you seek“

(与えることで見つかるんだ。君の探していた大切なものが)というサビの歌詞が心に響きます。

★おすすめシーン

  • プロフィールムービー
  • 入場

「Marry you」Bruno Mars

洋楽 和訳 Bruno Mars – Marry You

 

言わずと知れた結婚式の定番ソング!アップテンポな曲なので入場のタイミングでゲスト全員と盛り上がりたい1曲ですね。

★おすすめシーン

  • 入場
  • 乾杯

「You Raise Me Up」Secret Garden

You raise me up with Secret Garden

 

これから支えあっていくふたりを表すような名曲。

「君が僕に勇気をくれるから山頂にだって立てるんだ。君は背中を押してくれる。この荒波を超えられるようにと。」という歌詞にあるように結婚式というふたりの門出にふさわしい曲です。

★おすすめシーン

  • キャンドルサービス
  • 花嫁の手紙
  • 退場

「The Rose」Westlife

Westlife – The Rose (Official Video)

 

たくさんのアーティストがカバーする名曲。感動的な1曲なのでパーティーのエンディングにおすすめです。

★おすすめシーン

  • 花嫁の手紙
  • 退場

最後に

結婚式のBGMは新郎新婦ふたりとゲスト全員で共有できる思い出となります。定番の曲だからこそストレートな歌詞が心に刺さる。結婚式のような幸せな空間にぴったりのメロディが心を打つ。
そのような愛されてきた定番曲・名曲たちを今一度聴いてみてください。

おふたりがイメージする結婚式の様々なシーンを彩る最高のアクセントとしてBGMが活躍するでしょう。
結婚式で使用したアイテムは手元に残ることが多くなく、ましてやアイテムを持ち歩くことはほとんどないでしょう。
美味しいお料理、こだわった会場のお花、レンタルした運命のドレス…

ただBGMであれば、いつでも最高に幸せな結婚式を思い出すことができます。結婚式が終わっていつもの日常に戻っても、BGMをかけるだけで気持ちが蘇る。

そんな素敵な曲に出会えますように。

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