結婚するにはどうすればいい?スムーズに準備が進められる結婚までの流れを紹介。

結婚

結婚やプロポーズがしたい人たちが気になることで多いのが、結婚への流れ。

名義が変わったり役所に書類を提出したりとすることが意外と多く、気持ちだけで済む問題ではないのが結婚というものです。

そこで、今回はスムーズに結婚準備が進められるように結婚の流れについて紹介していきます。

この記事を読むことで結婚までの流れを掴むことが出来るのでスムーズに準備を行えるようになるでしょう。

結婚するには何が必要?

結婚するには、「婚姻届」という書類が必要になってきます。

結婚=婚姻届が当たり前のようになっている世の中ですが、ここではより詳しく結婚とは何か、また「婚姻届」の必要性について紹介していきます。

結婚とは?

結婚とは、「夫婦になること」と言われていますが、それと同時に夫婦関係であることを証明する法律行為のことも指しています。

それが、役所へ出す「婚姻届」という書類になります。

今まで育ってきた所帯から抜けて新しい所帯を持つことになるので、役所に「婚姻届」を提出し、新しい所帯=家族になったことを承認することが結婚するうえで必要なことになるのです。

結婚するのに必要なものは?

「婚姻届」の他に結婚をするのに必要なもの言えば、プロポーズに欠かせない「婚約指輪」や「結婚指輪」。

法的には必要ないものではありますが、自分たちの気持ちを形に残すために指輪や結婚式などを用意する人が多く、結婚するにはいろいろと準備が必要になってきます。

事実婚とは?

主に欧州で多い「事実婚」ですが、最近では日本国内でも多く取り入れられている新しい結婚の形です。

役所に届け出を出す通常の結婚とは違い、法律行為を通さず結婚同様の生活を行っている夫婦のことを「事実婚」と言います。

海外では、「事実婚」であっても仕事や出産が問題なく行え、子供の親権が持てる制度もあり、婚姻届を出さなくても支障がないため「事実婚」を選択している人が多くいます。

「結婚は二人の問題だから、婚姻届なんて書類上だけでの契約」と考えている人が多いのです。

日本でも、夫婦別姓を希望している人や相手の両親と姻族関係になりたくない人が「事実婚」という手段を取ることが増えてきました。

しかし日本の場合、まだ親権や扶養、相続など法律で関わってくることに関して不便な点もあることもあるため、利点や欠点を理解した上で、「事実婚」にするかを検討してください。

結婚の流れ

前では、結婚について改めて詳しく紹介してきました。結婚とは何か、結婚するには何が必要になってくるのか理解できたところで、続いては結婚の流れについて紹介していきます。

プロポーズ、婚約指輪の用意

結婚をしたいと思ったら、まずはプロポーズ。

「結婚したい!」と思った瞬間にする人や、二人の記念日や相手の誕生日などに合わせてプロポーズを決める人など様々です。
プロポーズをするときには、婚約指輪や花束を用意しておく人が多くいます。

しかし、婚約指輪は相手の好みもあります。

敢えてプロポーズのときには指輪は渡さず、おもちゃの指輪は空箱をその日に渡して、後日一緒に選びに行くという人もいるようなので、相手の性格に合わせて指輪の用意をどうするか決めるのがおすすめです。

それぞれの両親へ挨拶

プロポーズを受けてもらえたら次はそれぞれの両親へ結婚の挨拶へ伺います。

人によっては初めてパートナーを両親に紹介する場になりますので、日程調整や当日のマナーなど、失礼のないように注意しましょう。

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結納、顔合わせ

両親への挨拶が終わったら、両家両親を交えての結納、顔合わせを行いましょう。

結納にするか顔合わせにするかは、自分たちに合った方を選ぶので問題ありません。

結納品をどうするか、手土産の有無や婚約指輪のお返しなど、お金に関することはしっかりと決めておくことが大切です。

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入籍日、結婚式場選び

プロポーズの時点で入籍日を決める人もいますが、まだ決まっていなかった場合、両家の顔合わせの時に入籍日を伝えるといいでしょう。

結婚式を行う場合は、顔合わせの際に式場の候補場所をいくつか伝えておくと親側としては安心できるため、可能であれば伝えておきましょう。

結婚式場は人気の場所だと1年前から予約が埋まっていることがあるため、春夏の土日祝日の午前中といった人気の時間帯を希望している場合は1年前くらいから早めに見始めておくのがおすすめです。

結婚指輪

結婚が決まればいつでも作って問題ないのが、結婚指輪。

結婚式を行う場合は、式当日までには指輪が出来ていないと「指輪交換」が行えないため、式日に必ず間に合う期間で指輪をオーダーして下さい。

余裕をもって期間を見ても、だいたい3か月ほどかかるところが多いようです。

会社・友人に結婚報告

忘れてはいけないのが、会社や友人に結婚報告を行なうこと。

特に会社には名義の手続きや、結婚による部署移動など会社内での事務手続きが必要になることもあるため必ず報告を行なってください。

結婚式に招待したい人には事前に結婚報告をしておくと、スムーズに招待状の準備が行えるようになります。

親しい友人にはすぐに結婚報告を行う人が多いのですが、会社関係にうっかり報告を忘れて結婚式直前になってしまった…なんて人も中にはいるので注意が必要です。

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式準備

結婚式を行う場合、招待状や当日の行程決めなどの具体的な結婚式準備が約3か月前から始まります。

花嫁の場合、衣裳選びがあるので早い人では1年前、通常では半年前くらいから式準備が始まっています。

新婚旅行、引っ越しの検討

会社との兼ね合いもありますが、休みが取れそうな時期に新婚旅行を検討する人が多くいます。
特に多いのが、結婚式後にそのまま新婚旅行にいくケース。

最近では海外で結婚式を行い、そのままそこで新婚旅行を行う人も増えています。

結婚を期に二人の新居に引っ越す人も多くいますが、結婚式を行う場合、式の1,2か月前と式後すぐは準備や片付けで忙しくなる時期なので避けた方がいいでしょう。

入籍

「婚姻届」を役所に提出し、受理してもらった日を「入籍日」といいます。入籍はいつ行っても問題ありません。特に人気な入籍日は以下の4つです。

  • 二人の記念日
  • 誕生日
  • 語呂がいい日
  • 結婚式当日

希望する日に受理してもらえるためにも、届け出に不備がないかしっかりと確認をして提出しに行きましょう。

結婚式

無事結婚式を迎えることが出来、たくさんの人からお祝いされたことで改めて結婚したことを実感できる人も多いようです。

結婚を決めるのはいつ頃?

さて、ここまで結婚に関する大まかな流れについて紹介してきました。
これから自分がどうすればいいか、結婚が決まったらどう動くのがいいか理解できたことでしょう。

そこで、最後は結婚を決める時期について紹介していきます。

結婚を決めるタイミングは、結婚式を行うか行わないかで違ってきますので、自分が希望する結婚のタイミングはどちらかイメージすると決めやすくなりますよ。

1年前

結婚式を行う約半数以上の人が、結婚式日より1年前に結婚を決めています。

その理由としては、以下の3つになります。

  • 記念日にプロポーズをして次の年の記念日に結婚式を行うため
  • 結婚式場が1年前から予約が埋まり始めるため、希望する日に結婚式が出来るようにするため
  • 式の準備期間が3~4か月かかることもあり余裕を持って準備をするため

それ以外

結婚式を行わずに入籍だけで済ませる人たちにとっては準備期間は気にする必要がないため、「結婚しよう」と思ったときにプロポーズをするので時期は問題ありません。

まとめ

今回は結婚までの流れを紹介してきました。

  • 結婚するには「婚姻届」を提出する必要がある(「事実婚」という選択肢もある)
  • 結婚式をするなら1年前から準備をするのがいい
  • 結婚を決めるなら、式から逆算するか自分の好きなタイミングで決める

どのくらいの時期から準備を始めて、何が必要なのか理解できることで、自分がいつどのようにプロポーズをしようかイメージしやすくなります。

結婚は自分の人生の大きな転機になりますので、失敗が少ないようにしたいですよね。
この記事を参考に素敵な結婚が決まることを願っています。

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