結婚パーティの会費って何？結婚式パーティから二次会まで会費について徹底解説

一般的な結婚式は、式の前にご祝儀を渡すスタイルが主流です。

しかし、中にはご祝儀ではなく決まった金額を支払う「会費制」というスタイルもあるのをご存知でしょうか？

名前は聞くけれどどんな結婚式で会費制を使っているのか、会費制とはどのようなものなのかあまり知らないという人も多いはず。

そこで今回は、会費制に馴染みがないものの会費制の結婚パーティが気になっている人達に向けてメリット・デメリットなど紹介していきます。

この記事を読んだことで会費制について理解することが出来、自分たちの結婚式でどちらの式スタイルにするか選ぶことが出来るようになるでしょう。

会費制の結婚パーティとは何か？

会費制の結婚パーティは、ゲストからお祝いとして包んでもらったご祝儀の代わりに、事前に新郎新婦二人が決めた飲食代などを会費として支払ってもらうスタイルとなります。

北海道地方では約8割以上が会費制ウエディングを行っており、青森や秋田でも会費制ウエディングを行っている場所もあり、地域によって差があります。

まず初めは会費制ウエディングのメリット・デメリットについて紹介していくので参考にしてください。

会費制の最大のメリットは、ゲストの負担を減らすことが出来ることです。

結婚式にかかる必要な費用（主に飲食代）をゲストに負担してもらうことになるため、3万円以上包むのが主流なご祝儀よりもゲストが支払う金額を抑えることが出来ます。

また、決まって金額を支払うことになるため、後日金額を多くもらったためのお祝い返しをする必要がなくなるのです。

会費制は地域によっては馴染みのないものため、ゲストからするとどのような準備をすればいいのか、ご祝儀の用意は必要なのか心配になってしまう場合もあります。

また、式場によっては会費制を使用できないところもあるため、会費制を検討している場合は事前に確認が必要となります。

会費制はゲスト本人にかかる費用を支払い、後は自分たちで支払うため、引き出物や会場装飾、衣裳の総費用によっては、ご祝儀制の結婚式よりも費用が高くなってしまう場合もあるので注意が必要です。

会費制のメリット・デメリットを理解したところで、続いては、会費制でおすすめのウエディングスタイルについて紹介していきます。

会費制ウエディングの場合、ほとんどが立食形式となることが多く、カジュアルウェディングを希望している人におすすめのスタイルとなります。

さらに、立食形式にすることで費用を抑えることが出来るため、予算にあまり余裕のない人にとっては助かるスタイルでもあります。

しかし、あまり立食形式の結婚式に馴染みのない上司や親族が多い場合、戸惑いや受け入れづらい部分が大きく結婚式を楽しめない場合があります。

そういったゲストが多い場合、会費制をそのままに、立食ではなく通常の結婚式のようなコース料理での着席スタイルで披露宴を行った方がいいでしょう。

では、具体的にはどのようなカジュアルウェディングスタイルでおすすめなのか以下に2つ紹介していきます。

リゾートウエディングや家族式で事前に挙式を行っている場合、披露宴と2次会を一緒にした1,5次会スタイルもおすすめです。

1,5次会であれば呼びたい人だけを呼びやすいので、立食形式でも問題なく、装飾もそこまで気にする必要もありません。

二次会の場合、ほとんどが会費制となっています。飲食代＋α分を支払ってもらうため、ゲストの費用負担はかなり抑えられます。

会費制のメリット・デメリットと合わせておすすめのウエディングスタイルを紹介してきました。

そこでさらに会費制の結婚式について理解してもらうために、最後は会費制の平均相場についても紹介していきます。

ビュッフェスタイルとコース料理スタイルに分けて紹介していくので予算と合わせて比べて見てください。

二次会や1,5次会に多いビュッフェスタイルは、飲食代と会場費のみで問題ないため、引き出物・コース料理・着席の結婚式よりもかなり費用を抑えることが出来ます。

しかし、自分で取り分けていったりするため、歩くのが困難なゲストやざわつきが苦手なゲストがいる場合は、楽しんでもらうはずの場で疲れさせてしまうこともあるため、ビッフュエスタイルのままテーブル席を設けるなど、ゲストに合わせることも必要です。

コース料理スタイルの場合、ほとんどが着席することになり料理の内容もグレードアップすることから相場は一気に上がります。

しかし、その分ゆっくりとした時間を過ごしてもらうことが出来るため、ゲストに負担をかけさせたくないという人に人気のスタイルとなります。

今回は会費制の結婚パーティについて紹介してきました。

主に会費制の結婚パーティは、ゲストの負担を減らしたい人におすすめのスタイルとなります。

しかし、カジュアルすぎると感じてしまう部分もあるため、ゲストの雰囲気に合わせて会費制にするかご祝儀制にするか決める必要があるので、この記事をぜひ参考にしてください。