結婚3年目は革婚式と呼ばれているのをご存じでしたか?
金婚式や銀婚式と異なり、あまり知名度が高くないようですが、革のように粘り強く頑丈な関係に、という意味を持っています。
結婚3年目は離婚の危機が来たり、マンネリが来たりと3年目危機などと呼ばれることも。
革のようにしなやかで強い関係を、と3年目が革婚式になったのも納得ですね。
そんな結婚3周年を迎え、記念日の過ごし方を迷っている方は多いのではないでしょうか。
食事やデートでは、1周年・2周年の記念日と同じになってしまうけれど特別なことをするアイデアも浮かばないし…と迷っている方は、是非参考にしてみてください。
3年目危機が起こる理由
些細なことでの喧嘩も増えてくる3年目。
世間では3年目に離婚が増えるともいわれ、3年目危機などと懸念されることも。
確かに、結婚も3年目を迎えれば新鮮さも無くなっていき、生活にも慣れが出てきます。
マンネリやお互いの嫌なところも見えてきて当然。
しかし、結婚3年目が危ないといわれるのには、科学的に説明がつくようです。
恋をしていたりときめいたりしているときに分泌されるPEAホルモンという脳内物質があります。恋愛中は多く分泌されますが、同じ相手に分泌される量がだんだんと減少し、2~3年目には耐性が出来上がってしまいます。
ときめきやドキドキが無くなる代わりに、耐性ができた後は、今度は安心感が生まれてきます。
安心感が生まれるメリットもありますが、恋人から家族になるような変化があるため、3年目は恋愛感情が薄れ、今まで好きだから許せてきた部分にも、不満が出てきてしまいがちです。
また3年目に注意してほしいことは、男性の浮気です。
3年目の浮気なんて言う歌もあるくらい、3年目には浮気が増える傾向にあります。
先ほどのホルモンもそうですが、3年目にもなると子供ができ、妊娠出産をする女性も増えます。
そうすると、子育てに手いっぱいの奥さんに構ってもらえない、お互い親になってしまい異性として見られなくなるなどの傾向があります。
結婚3周年、革婚式のお祝いのアイデア
それでは、3年目危機を乗り越えるような、お祝いのアイデアをご紹介していきます。
是非参考にして末永い関係を築いてくださいね。
革製品をプレゼントする
お互いにプレゼントとして、革婚式にちなんだ革製品をプレゼントするのはいかがでしょうか?キーケースやお財布、定期入れに至るまで、革製品はたくさん選択肢があります。
長く使いたいのであれば、普段外で使わない、レザーのパスポートケースなどもおすすめ。
革製品をオーダーメイドする
お互いのプレゼントではなく、一緒に使える革製品を作るのもおすすめ。
レザーのトレーは名入れなどもでき、おすすめです。
また、この機会に写真立てを作ってみてはいかがでしょう。
結婚式の写真を飾ってみると、あの日の思い出がよみがえり、お互いの大切さに気付くきっかけになるかもしれません。
レザー工房へ旅行をする
那須高原や鎌倉など、全国各地に革製品の工房でオリジナル革製品を作る体験をできるのをご存じですか?旅行も兼ねた工房見学は、形に残る思い出もできるため、良い記念になりますよ。
もし3周年のお祝いに旅行を考えているのであれば、是非旅行先にレザー工房が無いかを探してみてくださいね。
少し豪華なディナー
特に革婚式にこだわらなくても、結婚記念日には少し豪華なディナーを楽しんでみましょう。
ドレスアップしたパートナーを見れば、マンネリも解消されるかもしれません。
また、小さなお子様がいる場合は、自宅でも美味しい夕食を楽しみましょう。
二人で料理を作って美味しいワインやお酒を楽しむのもいいですね。
また、料理を作る時間が無い場合は、普段食べない和食のテイクアウトや、ケータリングも利用してみましょう。
特別な日だということを思い出させる演出をすることが、3年間の結婚生活の労いにもつながります。
ムービーナイト
平日などで外に出ることができない、子供を預けられない…そんな時は、ムービーナイトもおすすめ。
付き合っていたころに見た映画を一緒に見てみましょう。
部屋を暗くして、ポップコーンを用意して、映画館のような演出をすれば、付き合っていたころの新鮮さや楽しさも取り戻せるかもしれません。
改めてお互いを大切だと気づく記念日に
会社に入社して、3年目を過ぎると新人でなくなるように、3周年は新婚からの卒業の年でもあるかと思います。
初々しさは無くなっても、しっかりとした貫禄と絆のある本当の夫婦になったことを実感し、改めてお互いの大切さに感謝しましょう。
レザーは傷がついても、それがいい味となり、いい個性になります。
結婚生活3年間を振り返ると、お互い喧嘩や不満のぶつけ合いなどを経て、夫婦としてのスタイルができてきたのではないでしょうか。
もっともっと味のある革になれるよう、たくさんのコミュニケーションをとってくださいね。
これから何十年と一緒にいる相手のことを思いやり、少しだけ付き合った頃の感覚を取り戻す記念日を楽しんでください。