プロポーズや結婚式で欠かせないアイテムである花束。また花束は記念日などでも渡しやすいことから贈り物として人気です。
しかし種類が多くどのようなものを用意したらいいか悩んでいる人も多くいることでしょう。
- どのような花束の形があるのか
- どのような花の種類があるのか
- 結婚生活で花を贈るにはいつがいいのか
そこで今回この記事ではこれらの疑問を解決できる、結婚に関わる花について紹介していきます。
花を贈るタイミングやブーケの種類、おすすめの花などを詳しく紹介していくので、どのような花を用意しようか決めることが出来るようになるでしょう。
結婚関連で花を贈るタイミングはいつ?
花は、鮮やかで美しい花は誰もが貰って嬉しいと思うものです。
花束に花が持つ花言葉の想いを込めて気持ちも一緒に贈ることが出来るため、プロポーズや結婚生活などで使えるおすすめのアイテムになります。
しかし、どのタイミングで花を贈ればいいのかいまいち分からないという人もいるはずです。
そこでまずは、結婚関連で花を贈れるタイミングがいつなのか紹介していきます。主に具体的なタイミングは以下の3つになります。
- プロポーズ
- 結婚式
- 結婚生活
プロポーズ
花束を贈るのに定番なタイミングの一つがプロポーズ。特にバラの花が持つ花言葉の本数に合わせて花束を贈るのが人気となっています。
- 1本:わたしにはあなただけ
- 11本:最愛
- 99本:永遠の愛
- 108本:結婚してください
- 365本:貴女が毎日恋しい
本数が多くなればなるほどインパクトは強くなりますが、365本ともなると持つのにも一苦労なボリュームになるので、ボリュームやインパクトのバランスを取った108本の花束が人気です。
渡すタイミングや持ち帰るときなどのことを考慮して選びましょう。
結婚式
結婚式で花に関わるタイミングは2つです。
- 新婦のブーケ
- 新郎から新婦へのサプライズ花束
結婚式では新婦がブーケを持つのが一般的ですが、式でブーケを持つようになった起源というのがあります。
昔、ヨーロッパの男性が最愛の女性にプロポーズをするために花束を贈り、女性が「OK」という気持ちを込めて、その花束の中から一輪取り出し、それを男性の胸元に贈り返したというのが起源とされています。それが現在の結婚式でもブーケという形で残っているのです。
最近では、その起源を基に、結婚式当日の式が始まる前や、式中にサプライズとして新郎から新婦へ改めて愛や感謝を込めた花束を贈るイベントに人気が集まっています。
突然の花束を当日にもらえるなんて思っていない新婦さんたちの多くが、感激のあまりうれし泣きするという幸せな話を良く聞きます。
結婚生活
結婚生活でももちろん花を贈れるタイミングはあります。
- 誕生日:花好きのパートナーなら花束も素敵なプレゼントです。
- 記念日:結婚記念日に結婚式で使った花を贈るのも素敵ですよ。
- 母の日:子供が生まれたら日々の感謝を込めてカーネーションを。
- 花婚式:結婚4年目は「花婚式」とも呼ばれています。「今まで二人が蒔いた種が芽吹き花咲く時期」と言われているため、花の贈り物がぴったりなのです。
- 仲直り:喧嘩をしてしまったときに花の癒しのパワーをもらって仲直りを。
それぞれのシーンで込めたい想いは違うため、どのような花にしようか迷ってしまうこともあります。また、どのような形の花束がいいのか分からない人もいることでしょう。
そこで次はどのような花束の形があるのか具体的に紹介していきます。
どんな花束がある?花束の形5種類紹介
花束には様々な種類があります。どの花束も雰囲気が違うので、贈りたい人の雰囲気に合わせて選ぶといいでしょう。
- 形の雰囲気で選ぶ(丸い可愛らしい形や細長いスタイリッシュな形など)
- 飾り方で選ぶ(そのまま飾れるのがいいか瓶に入れ直したりするのがいいか)
- 花の雰囲気で選ぶ(明るい色味が好きか、落ち着いた色味が好きか)
普段のパートナーの雰囲気や性格を思い浮かべると何となくのイメージが湧いてきます。
ではどのような形があるのか以下に5つ紹介していきます。
- クラッチブーケ
- ラウンドブーケ
- フラワーアレンジメント
- 鉢植え
- ドライフラワー
以上の5つにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
花束系(クラッチブーケ・ラウンドブーケ)
- メリット:生花ならではの鮮やかさ華やかさがあり贈り物にぴったり
- デメリット:花瓶に入れ替える必要があり、手入れが必要
アレンジ系(フラワーアレンジメント・鉢植え)
- メリット:そのまま飾れるため手入れが楽
- デメリット:水を含んでいるスポンジや容器の重さで持ち帰るときが大変
ドライフラワー
- メリット:軽く持ち運びやすい。そのままインテリアとしても使えて長持ち
- デメリット:繊細で少しの衝撃で崩れてしまうため扱いに注意が必要
では早速花の形について見ていきましょう。
クラッチブーケ
https://www.instagram.com/p/B_hjKBpFeuj/
クラッチブーケとは、茎の付いた花をそのまま1本のリボンで束ねたブーケのことを指します。花の色と茎のグリーンの色味だけで華やかにまとまるため、ナチュラルな雰囲気が好きな人に人気のブーケです。装飾が少ないデザインなため、そのまま花瓶に飾れるという手ごろさもあります。
ラウンドブーケ
https://www.instagram.com/p/B_GS6C7nmnT/
その名の通り、ラウンド(丸い)形のブーケです。持ち手の部分にサテンリボンが巻かれているのは、主に結婚式の新婦が持つアイテムとして使用されています。
丸っこい形のため明るい色味の花と相性が良く、可愛らしい雰囲気が好きな人におすすめです。最近では、茎をそのまま出し、花を丸い形に束ねたキャスケードとラウンドブーケを合わせたデザインが人気です。
フラワーアレンジメント
https://www.instagram.com/p/B_pMO1Wlp_J/
アレンジメントは花束の形とは違い、容器の中に水を吸うスポンジを入れ、そこに切り花を挿して形を作っていきます。既に水分が含まれたスポンジが入っているため、そのまま家で飾れる優れものです。
特に新婚さんへのお祝いや、誕生日などのお祝いごとに贈りやすい花束になります。
鉢植え
https://www.instagram.com/p/B1inf68gF7E/
普段から植物を鑑賞するのが好きな人には鉢植えもおすすめ。花の鉢植えも素敵ですが、室内でも飾りやすい観葉植物や多肉植物を植えた鉢植えも喜ばれます。
2人の結婚生活が始まると色々慌ただしくなったりしますが、グリーンが家にあるだけでも癒しの効果は抜群ですし、それが贈り物であったらより大切にしてもらえるはずです。
ドライフラワー
https://www.instagram.com/p/B_tsBYXJODu/
ナチュラルテイストが好きで、かつ最近の花事情に詳しいパートナーにおすすめなのが、ドライフラワーを使ったブーケ。落ち着いた色味のため、インテリアとして使いやすく、ブーケとして飾っても、スワッグといった花束を逆さにして吊るして飾っても使える優れものです。
どれも素敵な花束の形ですが、雰囲気や飾り方が違ってくれるため、これらを参考にすると選びやすくなるでしょう。また、花束に使う花もこれから紹介していくので、より花束を決めやすくなりますよ。
結婚生活、プロポーズにはどんな花がおすすめ?おすすめ10選を紹介
これまで花束の形について紹介してきました。これに加えて花の種類も理解できればよりよい花を贈れるようになります。
冒頭でも説明しましたが、花には花言葉というのがあります。その花言葉は時に自分の気持ちを代弁してくれることがあるほどの意味を持っています。
自分の想いを込めて花を贈ればその気持ちはきっと相手に届くことでしょう。
そこで最後は結婚生活やプロポーズでおすすめの花について10種類紹介していきます。
バラ
https://www.instagram.com/p/B409klZgKkX/
結婚の花としてもイメージが強いバラは、プロポーズの定番でもあります。
特に赤いバラは相手への愛を伝えるのにぴったりの花です。バラの色や本数によって意味が変わってくるので、自分の気持ちに一番近い本数を包んでもらいましょう。
ガーベラ
https://www.instagram.com/p/B6S3xMNlLCb/
花束の定番の花とも言われるガーベラは可愛らしく周りを明るくしてくれます。
ガーベラは色によって意味が違ってきますが、どれも「愛」や「希望」、「忍耐」など前向きになれる意味が込められているため、パートナーに日々の感謝や元気づけたいときも贈りやすい花です。
トルコキキョウ
https://www.instagram.com/p/BxBUShGA3TU/
花びらが何層にも重なって咲くトルコキキョウは上品で美しくインテリアとしても好まれます。
花言葉には「優美」「清々しい美しさ」など相手の美しさを褒める意味があるため、記念日などに贈りやすい花です。
また白や青には「愛」を伝える意味が込められているため、ウエディングブーケに使う花としても人気です。
ブルースター
https://www.instagram.com/p/B-mT7TwhQrt/
その名の通り、ブルースターは星の形をした小さな青い花です。
ブルースターの花言葉は「幸福な愛」「信じ合う心」で、サムシングブルーの青色であることからウエディングブーケの花として人気です。
カスミソウ
https://www.instagram.com/p/Bt-gH-zHqcl/
一輪一輪が小さく可憐な花である白いカスミソウの姿が純白で無垢な花嫁と似ていたことから、花言葉は「清らかな心」と付きました。カスミソウはドライフラワーとしても使えるため、生花で楽しんだ後はドライフラワーにしてインテリアとして楽しむことが出来ます。
カサブランカ
https://www.instagram.com/p/B_mmrNgABFr/
カサブランカはユリとは違って斑点模様がなく、真っ白で美しいユリ科の花です。
「純粋」「高貴」「壮大な美しさ」といった見た目通りの花言葉が付いています。
パートナーを尊敬している気持ちを伝えたいときに贈りやすい花になります。ウエディングブーケで人気の花ではありますが、香りが良く高さがあるため贈り物の花としても相応しい花です。
芍薬
https://www.instagram.com/p/B_s_ztMnI7n/
「立てば芍薬、座れば牡丹」という女性の美しさを花にたとえた言葉があるほど、芍薬は見た目の通り華やかで美しい花。芍薬の花言葉は色によって違いますが、「幸せな結婚」や「はにかみ」「誠実」といった相手の好きなところや今の気持ちを伝えやすい言葉が多いです。
形の可愛らしさや色の豊富さは、まさに女性がもらって嬉しい花の一つで、贈る花束としてもウエディングブーケとしても大変人気の花になります。
胡蝶蘭
https://www.instagram.com/p/B_KfCNhJ9XO/
蝶が舞っているような花の形の胡蝶蘭の花言葉は「幸福がとんでくる」「純粋」で、結婚や開業などのお祝いの花として人気の花です。
鉢植えで贈れば長持ちしますし、ブーケに使っても上品で華やかな仕上がりになるため、どちらで贈っても問題ない花です。
ひまわり
https://www.instagram.com/p/B0VJK4NFsqc/
見る人を元気にしてくれるひまわりは、元気づけたいときや部屋を明るくしたいときにぴったりの贈り花です。
花言葉には「あなただけ」「愛慕」といった深い愛を伝える意味があります。
しかし大輪のひまわりや紫のひまわりには「偽りの愛」「悲哀」といった別れを連想させる意味が込められているので、ひまわりを贈るときには注意が必要です。
アネモネ
https://www.instagram.com/p/B9gArlkBnU3/
花と中心の柱頭とのコントラストがはっきりしているのが特徴のアネモネはおしゃれな人から人気の花です。
花言葉は「あなたを愛します」「君を愛す」など愛を伝える意味があるため、最近ではウエディングブーケでも人気が出てきました。
しかし、茎から出ている汁には毒性が含まれているため皮膚に触れると炎症を起こす場合があるため、皮膚の弱い人は取り扱いには注意が必要です。
まとめ
今回はパートナーに花を贈りたいときにおすすめの花束や花について紹介してきました。
- プロポーズにはバラがおすすめ
- パートナーの好みに近い色や雰囲気を選ぶと良い
- 相手への気持ちを花言葉に合わせて選ぶ
- 花束の形を決めるときは手入れのレベルとパートナーの性格のバランスを取って
普段の生活ではなかなか渡しにくい花ですが、日々の想いを花の花言葉に乗せて贈れば渡しやすくなるのでぜひ記念日や誕生日に贈ってあげてください。
ちなみに私は毎年結婚記念日に結婚式で使った花をもらっています。たまにしかもらえませんが、花はいつもらっても嬉しいものです。
この記事を参考にぜひ素敵な花を贈ってくださいね。