結婚はなんのためにするのか

結婚

よくいう、「結婚はゴールではなくスタートだ」という言葉。

まさしくその通りだと私も思っていて、独身生活の終わりであって、二人の結婚生活はまさに始まろうとしています。

そして、結婚はなぜするのか、そもそもしなくてはいけないのであろうか、という疑問を抱く人も少なくはないと思います。
女である、私もその一人でした。
男性よりも女性の方が結婚願望は強そうに思われますがそうでもない人も世の中には意外といます。

それなりに恋愛をしてきて付き合う、けんかする、別れる、この工程に疲れてしまい、その続きの結婚というものになかなか踏み切れなかったり、仕事が楽しく、結婚し家庭を持つことやその先の子供のことなど考えることが出来なかったり、または異性に興味がなかったり、理由は様々です。

そんな結婚に乗り気ではない私でしたが、今は結婚し子供もいます。

そして何より、幸せです。

一人でいた時も楽しかったし、友達との時間も充実していましたが、今は結婚して家族をもったからこそ味わえる幸せを感じています。そんな心変わりを皆様に読んでいただけたらと思います。

どうして結婚を意識したのか

私の場合、結婚したいというきもちからではなく、親に心配をかけてばかりいてはいけないなという気持ちと孫を見せてやりたいという気持ちから結婚が頭によぎりました。

必要な相手もこれまでは恋愛感情で探していたものに対して、結婚するということは基本的には死ぬまでのパートナーとして一緒に歩んでいける人というところから、これまでとは違うタイプで探そうと思いました。

そのタイプとして、下記の事を重視していました。

  • まじめな人かどうか
  • 一途かどうか
  • 理想の家族像はどんなものを持っているのか

まず1つ目は、年収を見ていても、途中でやめては意味がないし続かなくては先が不安なので私も働く予定でいるため、普通に生活できるだけの財力がある方を探しました。

2つ目も重要で、仕事にも私にも一途にいてくれる人がいいと思いました。

3つ目は意外と夫婦生活を長引かせてくれるのではないかと思いますが、将来的にどのような生活をしたいか、に繋がりました。

例えば、自分の店を持ちたいであれば今は仕事についていてもいずれかはやめる予定ということがわかりますし、子供は一人がいいということであれば自分は何人欲しいし行き違いになってしまいそう、など自分の理想とかけ離れた将来像を持っているとせっかく結婚したのに一緒にいるうちに、意見の食い違が起こってしまいます。

私の中では3つ目を特に重視しました。

相手の人と出会う為にしたこと

いくら結婚したくなったとしても、急に相手が現れるわけでもなく、まずは相手探しから始めました。
当たり前ですが・・・。

私自身、異性の友達が多いわけではないので同性の友達に飲み会を開いてもらったり、会社の先輩であったり、時には街コンに参加したりもしました。

「結婚するぞ!」という強い気持ちを持ってよりも、まずは人と関わろうという気持ちで行動していました。
逆にそうでないと、すぐに疲れてしまったと思います。
また、市役所主催のお見合いパーティー等、お見合いパーティーという名目のものもありましたが、私には少し苦手に感じるところがありました。

そして注意していたことは、飲み会など楽しんでいる時間には将来像などいきなり結婚を意識するようなことは聞きませんでした。

一緒に楽しめるかどうかも重要なことなのでその場の雰囲気を楽しんでいたというのもあるかもしれません。

結婚は2人だけの問題ではない?!

仲良くなって、結婚を意識し始めた時にさらにハードルが上がったことが結婚は二人だけの問題ではないということです。
私の住んでいる地域は田舎なのでさらにその傾向が強く出ているように感じました。

相手の親との同居問題、商売をしているのであれば後継ぎ問題、畑や田んぼの問題。
仕事を続けていたかった私には重要な事でした。

年齢的にお互いどうしても意識してしまうところがあったので、こういった話は意外とすんなり出てきていたと思います。

ちょっとここまでの話だとめんどくさいなという気持ちが強くなってしまうかもしれませんが、家がらみで結婚がなくなった知人もいるのでみんなが通る道ともう少しふんばってください。

逆にここで無理だと感じた時にはまだ引き戻すことが出来るので早めにきづけてよかったと思うことも出来ます。

最後に

結婚までにマイナスな情報も書いてしまったかもしれませんが、結果、自分の将来の姿や目標に合う方と出会うことが出来れば幸せな結婚にたどり着けると私は思います。

現旦那さんとは飲み会で出会い、好きなマンガが一緒だったことと将来目指しているものが一緒ということで結婚を決めたといっても過言ではないかもしれません。

けんかもするし、意見の食い違いもあるし、上手くいくことだけではありません。
でも、最終的に向かっている先が同じなので仲直りして一緒に歩んでいくことが出来ています。

結婚はなんのためにするのか、答えはひとそれぞれです。
大好きな人と一緒にいたいから、一緒に目標を達成したいから、家業の為など、本当にさまざまです。

でも、一人でかなえる夢もいいですが、長い目で一緒にかなえていく夢もとても素敵だと思いませんか?簡単ではないからこそ、なかなか踏み切れない気持ちもあるかとは思います。

お金の為、人の為、自分たちの為、子供の為、どこに対してでも同じ目標をもてるパートナーと出会えることは奇跡に近いかもしれませんが、探してみる価値はあると思います。

どうか、1人でも多くの人が幸せな結婚をすることが出来ますように。

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