現代では女性の就業率が70%に近づき、女性も経済的に自立をしています。
昔のように、男は仕事・女は家庭のスタイルが変わっていく中、結婚に意味について考える方も多いでしょう。
実は結婚する意味は経済的な部分だけではありません。
健康面でも、精神面でも、大きなメリットがあるものなのです。
現在結婚を考えているが踏み出せない方、結婚生活に不満がある方は、結婚の意味を今一度確認してみましょう。
意外にあった、こんな結婚のメリット
寿命が延びる
カリフォルニア大学の研究によると、既婚者は独身者に比べ寿命が長く、心疾患・脳卒中・うつ病の発生率が少ないというデータが証明されました。
既婚者はパートナーや家族と食事を共にするため、ジャンクフードに偏ることが無いことが要因ではないかとされています。
家庭を持つことができる
結婚=子供を持つことではありませんが、子供を持つことは他では得られぬ幸福があります。
自分以上に大切なものができるということ、またその子を育てるということは、あなたの人生の中で大きな意味を持つ出来事になるでしょう。
家庭を持ち、それを持続させていくということが、自身の成長にもつながっていきます。
社会的信用が増える
現在では独身者に対して差別的な見方をされるようなことはまずありませんが、それでも結婚をしているということは社会的信用が増えるきっかけになります。
住宅ローンの審査においても、万が一あなたが働けなくなっても、結婚相手に請求ができるため、審査が通りやすいという話もあります。
自己成長できる
結婚は忍耐しなければいけないことが多くあります。
また、自分とは違う考えを受け入れなければいけません。自分だけの考えで世の中を見ていたのが、他人の観点で見られるようになることで、視野の広い人間へと成長していきます。
経済的心配が減る
先ほどお話した住宅ローンの審査もそうですが、あなたが万が一働けなくなっても、相手の収入があれば、生活を続けていくことができるでしょう。
また、夫婦で共有するものが多くなればなるほど、節約にもつながります。
老後の不安が減る
年を取ってからの孤独は少し不安を感じませんか?実際に孤独死や痴ほうのニュースを見ると、老後の孤独について考えさせられるものがあります。
また、年を取ってからの話し相手は、精神的にも重要です。若い頃より人づきあいが減っていく老後だからこそ、結婚相手の存在が大きな意味をもっていくでしょう。
好きな人と一緒にいられる
結婚前のドキドキや新鮮さは失っても、好きな相手と一緒に入れるということはとても幸せなことです。
毎朝のおはようの挨拶や、週末の買い物…そんなたわいもない幸せは、好きな相手と一緒にいることで感じられるものです。
得られるものと失うもの
もちろん、得るものばかりではありません。
これまで上げたメリットとは反対に、失うものも多くあります。趣味に費やしていた時間やお金、友人との付き合いや飲み会も減るかもしれません。
気の乗らない親戚との付き合いに参加しなければならないこともありますし、新しい恋愛はもちろんできなくなります。
意味のある結婚生活を送る秘訣
本当に意味のある結婚生活を続けたいのであれば、損得で結婚を考えず、結婚相手の良い部分を探し、今この瞬間にある幸せにフォーカスしましょう。
そもそも結婚は得をするためにするものではありません。好きになった相手との時間を大切にし、愛情を育んでいく、その延長線上に結婚があると考えてみてください。
そうすれば、あなたにとって結婚は大きな意味を持つことになるでしょう。