メリットから学ぶ結婚の費用

結婚

最近はニュース等で少子化問題がよく取り上げられ、晩婚化・未婚化がその原因によく上げられます。晩婚化・未婚化が進んでいる原因に、結婚にメリットを感じない人が多くなっている事があると思います。

基本的に結婚はメリット、デメリットを考えてする事では無いと思いますが、今回は一応メリットを中心に考えたいと思います。

結婚のメリットとは?

よく結婚は喜びが倍悲しみが半分になると言われますがそれはある程度本当みたいです。相手が価値観を共有できる信頼できる相手なら結婚相手は運命共同体になるので、絶対に裏切らないパートナーとなります。

長年の友人でも何かの機会に喧嘩したり疎遠になったりします。親兄弟でも最悪の場合、遺産や介護の関係でもめたりとかよく聞く話です。

しかし結婚相手の妻・夫になるとまず財布が一緒なので金銭的な事を含め損得が共有されるので、その意味でも運命共同体と言えます。

そして価値観(趣味や食の好みなど)が一緒または似ていれば一緒の趣味や音楽、映画などで楽しめますし、食の好みが一緒なら外食でも家での食事でも会話も増えて楽しいものになると思います。またその際に職場やご近所付き合いなどの愚痴を言い合えば少しはスッキリすると思います。

何にしても一緒にいたいと思えるパートナーを見つける事に尽きると思います。最良のパートナーになり得ると思う人と出会えたならメリット、デメリットなど考えずに結婚するのが良いのでしょう。

そして幸運にも子宝に恵まれたりしたら新しいクエストの始まりです。苦労も多いですが楽しいことや喜びでいっぱいです。これは出来ればお互いに若いうちのほうがいいですし、一人より二人以上と考えていればなおのことです。

もしもいい人がいて悩んでいる場合はあまり計算高くならずにその人とずっと一緒に居たいかどうかを基準にして決めたらいいでしょう。

結婚の金銭面でもメリットが豊富

結婚後の不安の大きな要素の一つに金銭的なものがあります。

その点は大事なことなのでしっかり考えたいと思いますが基本的には結婚は金銭面でのメリットは豊富です。

まず家賃ですが実家暮らしは別としてお互い一人暮らしの場合、例えばですがワンルームでお互い5万円位の家賃を払っていたとすると二人で一緒に住めば2LDKで7万円位で済みます。

これだけで3万円の節約ですよね。

食費についても家での食事を中心にすれば2倍ではなく1.5倍位で済みます。もし食費で一人3万円使っていたとすると二人で6万円のところ4万5千円なので1万5千円の節約です。光熱費は一人の時とほぼ同様なので合わせて少なくても4万5千円の節約になりますし雑費の共有もあるので約5万円は節約出来る計算です。

その上二人とも働いてい家事の分担をすれば労力は半分になります。節約で浮いたお金や時間で旅行や外食など楽しい時間を過ごせますし、将来の貯蓄も出来ます。

以上の事から実は結婚には金銭面のメリットは豊富であると言えます。

結婚前後の出費例

ではいざ結婚となると結婚式、新婚旅行、新居の準備などそれなりに出費が必要になりますのでその面を考えたいと思います。

指輪

まず婚約指輪は平均35万円位、結婚指輪は二人分で24万円位となっていますが気持ちがこもっていれば金額は気にしないでもいいと思います。また婚約指輪か結婚指輪のどちらかだけにするケースもあるようです。

結婚式

現在では色々な形式があり、一般的には書類提出だけのほとんど出費が無い場合からほぼフルスペックでする場合では0~500万円位まで違いがあります。

一般的な規模(50名~100名)の場合250~350万円位が相場のようです。(ちなみに200万円前後のご祝儀は期待できます。)

最近増えている家族・親族のみの結婚式の場合は挙式のみの場合10~20万円、食事・披露宴付きだと人数によりますが60~120万円が相場になっています。

写真のみの場合は数万円~10万円で結婚の記念と思い出を残す事が可能です。

新婚旅行

新婚旅行については国内で10万円程度~海外一週間で100万円位までが現実的な選択肢になりますが、絶対に行かなければいけない事もないので個々の経済事情に合わせて考えていいと思います。

この費用を計算に入れ、家族だけを呼び、新婚旅行を兼ねて海外で式というのも良いでしょう。

新居

家賃についてのメリットは前述しましたが敷金・礼金が必要になり引っ越し費用も発生します。

個々の経済事情、生活水準にもよりますが、ざっくり計算すると下記のような費用が発生します。

  • 引っ越し費用、約10万円
  • 敷金・礼金、約20万円
  • 家具・家電の買い替えや新設、インテリア、約50万円
  • 合計計80万円

以上の事を考慮しますと通常の場合二人で最低100万円位の蓄えがあれば大丈夫だと思います。

現在は冠婚葬祭の形は時代とともに多岐多様に変化していますので形や慣例や世間体にこだわらずに新婚生活を始める事が可能です。

タイトルとURLをコピーしました