余興なしでの結婚式でも大丈夫!自分達らしい披露宴の演出方法

結婚式

結婚式場が決まったのは良いけれど、披露宴で特にやりたいことも思い浮かばないし、招待した人もそれほど多くはないから余興を頼める人もいない。

でも、来てくれた人たちには楽しく過ごしてもらいたし、どうすればいいんだろう?

あなたがもし、そんなお悩みを抱えていたら、これから紹介するアドバイスを是非ご覧ください。

解決策の糸口になるかもしれませんよ。

最近の結婚式における流行りの傾向とその理由

ひと昔前は、結婚式には沢山の人を招待して宴会で長々と大騒ぎ、新郎新婦がゴンドラに乗って登場し、お色直しは3回以上。

そんな時代はもう終わっています。

現代は派手な結婚式のほうが珍しく、シンプルでスタイリッシュな傾向に変わっていますので、今時結婚式の特徴をいくつか紹介します。

列席者の人数は100名以下

最近では平均50~70名規模です。

30名程度でも、披露宴会場のテーブルを広々と配置することで、少人数のイメージを払拭できます。200名を超える披露宴は、芸能人かスポーツ選手くらいでしょう。

ここ10年くらいの間にオープンした結婚式場は、披露宴会場の最大収容人数は120名くらいであることが多いです。

お色直しは1回

披露宴の前にチャペル等での挙式があります。

その際の衣装はウエディングドレスとタキシード。

その後、新婦のベールを外し衣装はそのままで披露宴となります。

披露宴の中盤でお色直し中座があり、カラードレスとタキシードで再入場することがほとんどです。

和装にお色直しする場合もあります。
披露宴の中でお色直しを2回以上する人は今はほとんどいません。

宴内人前式

チャペルや神前での挙式を行わず、披露宴の中で人前式をするスタイルです。

神様の前で誓いを立てるのではなく、列席者の皆様に結婚を認めて頂くのが人前式です。

チャペル挙式では、牧師・聖歌隊・オルガン奏者などがいることから、十数万の料金を負担することになります。

宴内人前式では、披露宴の料金の中で行うものなので、費用を抑えたい方にはオススメです。

その結婚式場ならではの個性を活かす

数ある結婚式場の中で式場独自の売りポイントというものがあります。

30階建ての最上階に披露宴会場がある場合は、昼間は外の景観、夕方から夜にかけては夜景を楽しむ事ができます。

有名な世界的デザイナーのドレスが着られる式場では新婦の衣装に注目してもらいましょう。

腕のいいシェフがいる式場では、お料理をゆっくり堪能してもらうことも立派なおもてなしです。

余興を取り入れないことのメリット

いざ、披露宴について演出内容を決めていかなければならない時「余興をやらなくても大丈夫なのかな」と不安に思う新郎新婦は少なくありません。

最近では、余興なしの披露宴のほうが多くなってきていますので、そのメリットについて説明します。

安心してお食事を進められる

友人の結婚式で歌の余興を頼まれていた人が、出番までお酒も飲めず、緊張からお食事が全く喉を通らなかった、という話を良く聞きます。

また、誰かの余興が始まるとお食事の手が止まりがちになることから、メインディッシュが冷めてしまった、デザートのアイスクリームが溶けてしまった、という残念なことも。

余興の時間を削ることで、目の前のお料理をゆっくり楽しんでもらうことができます。

新郎新婦と沢山の記念撮影ができる

余興は披露宴の後半に行われることが多く、新郎新婦がお色直しをしてからになります。

せっかく花嫁が素敵なカラードレスを着ているのに、余興が続いてメインテーブルに足を運ぶことが出来ず、一緒に記念撮影ができないまま披露宴がお披楽喜(おひらき)になってしまった、ということが現実に起きています。

歓談の時間を多めに確保しておくことで、列席している沢山の人がメインテーブルでの新郎新婦との記念撮影を楽しむことができます。

余興に代わるオススメの演出

余興なしの披露宴と決めたのはいいものの、ケーキ入刀、友人スピーチ、テーブルラウンドと定番の演出だけではちょっと不安。

そんな時は、自分達らしいオリジナリティ溢れる演出を取り入れてみては?

日本酒バー

列席者にお酒好きが多い時にオススメ。

5つくらいの銘柄の日本酒を一升瓶で持ち込みし、並べるスペースとグラスを式場に準備してもらい、列席者が自由に足を運んで日本酒を楽しむスタイルです。

新郎新婦お気に入りの日本酒や、遠方から来た人の為に地酒などを用意するのも喜ばれるでしょう。

それぞれの日本酒の特徴がわかるようにリストを手作りするのも素敵ですね。

日本酒バーがあることで、歓談の時間が長めになっても退屈に思われることはありません。

プレゼント抽選会

列席してくれた方全員へのお楽しみの時間になります。

抽選方法は、くじ引きなどを準備するよりも、あらかじめ席札や席次表に番号を記入しておき、当たりの番号を新郎新婦が読み上げるスタイルがスムーズです。

プレゼントが当たるかどうか、みんながワクワクできる時間になります。

プレゼントは、新郎新婦それぞれの出身地の名産品などにすると、よりお二人らしさが演出できますよ。

ラッキードラジェ

ドラジェというのはアーモンドを砂糖でコーティングしたお菓子で「幸せのおすそわけ」という意味があります。

何名かのデザートのケーキにドラジェを隠し入れ、全員で一斉にフォークでケーキの中を開きます。

見事ドラジェが入っていた人は当たりとなります。

デザートの時間にサプライズ感があって喜ばれますよ。

当たりの方には、ちょっとしたプレゼントを準備しておきましょう。

最近はAmazonのギフト券や、スターバックスコーヒーのギフトカードを贈る人が増えています。
皆の笑顔を思い浮かべながら、お二人もプレゼント選びを楽しんでくださいね。

最後に

結婚式の主役は新郎新婦ですが、列席してくださった方々に感謝の気持ちを表すことが大切です。

披露宴では、ゆっくりくつろいでお酒やお料理を召し上がっていただき、ちょっとしたお楽しみを取り入れるだけでメリハリのある素敵な時間を演出できます。

お二人の晴れの日が素晴らしいものになりますようお祈りいたします。

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