結婚をする際には、両家の親族や友人、仕事関係の人など多くの人を呼んで結婚式を行うのが定番です。しかし、結婚はするけれど結婚式はやりたくないと考えている人もいます。なぜ、結婚式をやりたくないと考えているのでしょうか?
結婚式をやりたくないという人は、男性もいますし、女性もいます。
結婚式をやりたくないと考えている人の大半は、結婚式をやると多くのお金が必要になるからというのが理由です。
結婚式をやることで多くの出費をしなければならないということに納得することができない、もったいないと感じてしまうためやりたくないと考えているのです。
結婚式をなぜ挙げたくないのか?
結婚式を挙げたくないという人にはいくつかの理由があります。その理由について具体的に説明します。
お金がかかりすぎるから
結婚式をやりたくないと考えている人の多くは、これが理由です。結婚式を行う規模、招待人数、会場などによってことなりますが、少なく見積もっても数百万円の費用がかかります。ご祝儀を入れてもかなりの金額を自己負担しなければなりません。
記念の行事とはいえ、結婚式にそこまでお金をかける必要があるのか?もったいないから他のことに使いたいと考えているということです。
友人や知り合いが少ない
結婚式を挙げるなら、できるだけ多くの人に参加して欲しいと考えるのが一般的です。しかし、招待する友人や知り合いが少ないという人もいます。
新郎新婦の招待人数をできるだけ、同じにするというのが一般的ですが、どちらか一方の人数が少なすぎるというのは恥ずかしいと感じてしまう人もいるようです。そのため、友人や知り合いが少ない人は結婚式をやりたくないと考えているケースが多いです。
恥ずかしいから
お金の問題や人間関係などとは、まったく別で単純に内面、性格的な問題でやりたくないと考えている人もいます。結婚式では多くの人の前に出ることになります。また、新婦はウェディングドレスを着ることになります。
人前に出るのが得意ではない人は緊張してしまうから、恥ずかしいからという理由で、結婚式をやりたくないと考えているのです。
祝福されるような状況ではない場合
結婚するカップルには、色々な状況があります。すべてのカップルが世間から祝福されるというわけではありません。例えば、不倫の末に結婚するなどという場合などには、世間からの厳しい目もあるため、結婚式を堂々とやるわけにはいかないということがあります。
そのような場合には、結婚式をやりたくないと考えていることがあります。
準備にかける時間がない
結婚式を行うという場合、その準備には多くの労力が必要となります。式場での打合せはもちろんのこと、招待状の作成、招待客の選定など準備にはかなりの時間が必要です。普段仕事をしている人にとって、この作業が苦痛に感じるというケースは少なくありません。
せっかくの休日が結婚式の準備でまるまる潰れてしまうと、なんだか非常に無駄なことをしているように感じてしまうというものです。
仕事をしていて忙しい人の中にはそのように考えている人もいます。
結婚式をやりたくないという人への対処法
結婚式をやりたくないという人への対処法はどんなものがあるのでしょうか?
親族のみなど出席する人を限定する
結婚式をやりたくないという人の多くは経済面、友人や知り合いが少ないなどという理由でやりたくないと考えている人が多いです。
そこで最初から親族のみなど出席する人を限定することによってその問題を解決するという対処法です。
あらかじめ限定されていれば、大きな問題にはなりません。
相手と相談する
まず、結婚式をやりたくないと考えている人がなぜ、そのようなに考えているのか理由を聞き、その解決方法を考えます。お互いにどうすれば良いのかを相談することで、気持ちにも変化が現れる可能性があります。
問題を話し合って解決することで道が開けるかもしれません。
実際の結婚式に参加してみる
友人や知り合いなどの結婚式に実際に参加するというのもおすすめです。結婚式をやりたくないと考えている人に、実際の結婚式の様子を見てもらうことで、意識の変化を促します。結婚式の雰囲気というものはとても独特で神聖なものです。
参加することで、自分達もやってみようという気になる可能性があります。
結婚式を挙げるメリットを考える
結婚式をやりたくないと考えている人に、結婚式を挙げるメリットについて考えてもらうという方法です。多くの人に祝ってもらえる。思い出に残る。など結婚式を挙げるメリットを一緒に考えて説得します。
ブライダルフェアに参加する
ブライダルフェアに参加することによって、結婚式の良いイメージが湧きます。会場の雰囲気や演出などを確認することが出来ますし、女性であれば実際のウェディングドレスを着ることで結婚式に対する良いイメージを感じることができます。
実際にイメージが湧くと結婚式を挙げてみたいという気持ちに変化する可能性が高くなります。参加してみましょう。
おわりに
結婚式をやりたくないと考えている人に無理やりやらせようとするのは、逆効果です。また、結婚式をしないというのも一つの選択肢でしょう。
それでもどうしても結婚式をしたい場合、どうしたら、良いイメージを持ってもらえるのか?ということを意識してみると良いでしょう。