断り方にもマナーがあった!結婚式の欠席を上手く伝える方法

結婚式

結婚式などの祝いの場は、よっぽどの理由がない限りお断りしないことが基本です。

しかしながら、中には仕事の都合や家庭の事情で欠席せざるを得ない場合もあるかと思います。

そんな時は「とても参加したいけれど欠席しなければいけない」という気持ちを伝えるのをお忘れなく。

大人ならなおさら!断り方に注意する意味

ここで一度断り方に注意する理由を考えてみましょう。

結婚式では多くの事前準備が必要です。

ゲストの喜ばせ方から、席の順番まで、意識していない部分もしっかりと事前に打ち合わせをして決めています。

せっかく作った席次表やエンディングロール、出席してくれるはずだったあなたの名前を入れてくれていたのに、直前に欠席の連絡…これはとても失礼に当たります。

作成してしまったものを作り直すには、それ相当のお金が発生することも忘れずにいましょう。

また、招待してくれた方々は、あなたに一生に一度の結婚式で一緒に喜びを分かち合いたいと思い招待してくれているのです。

どんな理由があっても、欠席は残念なもの。

出席できないことをしっかり謝罪し、別途お祝いをするのが大人のルールです。

伝えてよい理由・伝えないほうが良い理由

それでは実際の欠席理由別に、伝え方を紹介していきます。

時期別の対応

結婚式の招待状が届く前に、まずは事前に結婚したことの報告や挙式の連絡があるかと思います。

その時点でいけないことが決まっている場合は、招待状の発行を無駄にしないためにも、その時点で欠席しなければいけないことを伝えましょう。

ラインやメールで済ませず、電話などでお祝いの言葉とともに欠席の旨を伝えるとよいでしょう。

欠席の時期によって、ご祝儀やプレゼントの有無や金額は異なりますが、すべての時期において、自分の結婚式に出席してもらった場合は、同額のご祝儀を包むことがマナーとされています。

招待状が届く前に断る場合、ご祝儀は送らなくても良いですが、別途お祝いの品を送るケースが大半です。

招待状が届いてから欠席する場合、招待状の返信はがきに欠席の返信をしますが、別途メールや電話で欠席の旨を伝えましょう。

招待状を貰ってからの場合、ご祝儀やプレゼントを贈る方が多いようです。

予算はご祝儀の三分の一から半分ほどが目安です。

招待状の返信はがきを出席で送った後~直前に欠席する場合は、出席と回答したのに欠席になってしまって申し訳ないと、欠席が決まった時点で謝罪の連絡をしましょう。

席次表や引き出物など、すでに手配してしまっているものもあるかもしれません。
そういった手間をかけてしまったことに対するお詫びとして、ご祝儀は少なくとも半分、または全額を送るかたが多いようです。

結婚式の当日は電報でお祝いするなど、しっかりとアフターフォローをすると、今後の関係が良好になるでしょう。

ほかの結婚式と日程が重なった場合

春や秋などの結婚式によいシーズンは、同日に結婚式が重なってしまうこともあり得るでしょう。

大安の休日は、それだけで人気がある日です。

その場合は、他の結婚式と重なったことは伝えず、「別の用事があって…」や、「先約があり…」などという断り方をしましょう。

結婚式が重なったと伝えると、自分たちの結婚式の優先順位が低いと取られてしまう可能性があります。

仕事の都合で参加できない場合

仕事の都合がどのレベルの都合なのかにもよりますが、長期の出張など、自分で調整が難しい理由の場合は正直に伝えましょう。

ただ多忙で休日出勤しなければならないなどの理由であれば、「外せない用事があって…」と、濁したほうが無難かもしれません。

結婚式は、新郎新婦にとって、一生に一度のビッグイベントです。

その日くらいは仕事を休んで参加してほしかったと思われないためにも、新郎新婦の気持ちを汲んだ断り方をしましょう。

出産や育児などで参加が難しい場合

女性は臨月で参加自体が難しい場合や、子供を預けられない場合は、正直に理由を伝えてよいでしょう。

とても参加したかったので残念だという気持ちを伝えるのを忘れないようにしましょう。

身内の不幸が重なった場合、体調不良や事故などで参加できない場合

結婚式のお祝いの場に、不幸の連絡は伝えないのがマナーです。

四十九日や介護がある場合も同様です。

体調不良や事故の場合もはっきりと理由を伝えないことが大半ですが、受付やイベントを任されていたのにもかかわらず、当日欠席をしなければならなくなった場合などは、新郎新婦との関係性によっては正直に理由を伝えたほうがよいでしょう。

金欠、参加に乗り気でない場合

お祝いの招待に、欠席はタブーです。

できる限り参加するのが大人です。

しかし、金欠などの理由で参加が難しい、どうしても気乗りしないなど、様々な理由から欠席したい場合もあるでしょう。

その場合は、理由は伝えず、お祝いの品を送るなど自分のできる範囲でお祝いの気持ちを伝えましょう。

円滑な人間関係に繋がる気遣いを

どんな理由にしろ、欠席をする際は相手の気持ちをおもんぱかった伝え方をするのがマナーです。

相手に催促されるまで出欠の連絡をしない、欠席の理由を伝えず不参加の一言で済ますなど、人としてのモラルに反するような対応は、今後の人間関係にも良い影響はありません。

欠席の場合も、しっかりと真摯に連絡をすることで、大人として周りと円滑な人間関係を築いていきましょう。

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