案外変わる！？結婚式をしたorしなかったカップルの離婚率

結婚式を挙げることが、離婚率を下げる…そんな話を聞いたことはありませんか？
特に女性であれば、雑誌などでそういった話が載っていることもありますよね。

でも、それって、信ぴょう性のある話なのでしょうか？

結婚した際に結婚式・披露宴・お披露目パーティーなど何かしらのイベントを行ったカップルは全体の7割に上るといわれています。
ある統計では、離婚したカップルのうち8割が結婚にかかわる何かしらのイベントを行っていない、ナシ婚夫婦であったという結果が出ています。

すなわち、結婚式は離婚率にかなり影響があるということがわかりますね。

この記事では、結婚式と離婚率の意外な関連をご説明させていただきます。
これから結婚される方も、結婚式を挙げるかどうか悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね。

離婚率に影響する意外な原因

それではなぜ結婚式などのイベントを行わなかったかカップルの離婚率が高くなるのでしょうか？考えられる要因をいくつかご紹介します。

結婚式というのは、周りの人から祝福される一日。
祝福によって素敵な結婚生活へのスタートを切ることができます。
また、皆の前で結婚を宣言し、結婚生活を良いものにする誓いをあげるわけですから、気持ちが新たになります。

しかし、結婚式などのイベントをしないと、そういった結婚をスタートさせるという実感が湧きにくく、交際時から気持ちに変化のないまま結婚生活が始まってしまいます。

そうすると、離婚というものが、恋人との破局のような気持ちでハードルの低いものになってしまう可能性があります。

結婚式を挙げた方なら、お分かりになるかと思います。
結婚式は、たった一日の数時間のために、何十もの決めることや、やらなければいけないことがあり、大変そのもの。
素敵な笑顔の裏側に、新郎新婦の努力が詰まっているのです。

そういった問題や困難を乗り越えることがないと、結婚生活が協力に乏しいものになってしまう可能性があります。

結婚式の準備で、男女どちらが主導で物事を決めるか、衝突したときの打開策など、徐々に二人の結婚生活で必要なものが見えてくるものです。

結婚式を挙げて、知人や親族の前で誓いをかわすことは、周りからの協力を得るきっかけになります。また、お互いのゲストを紹介することで、自分たちの人となりを知ってもらう機会にもなります。

万が一、結婚後に喧嘩をしても、止めてくれる誰かがいるといないでは、離婚率は大きく変わってくるでしょう。
結婚生活を相談できる人がいることは、気持ちの整理にもつながります。

結婚式は、結婚の悩みを共有してくれる協力者を得るイベントでもあるのです。

結婚式をしていないと離婚に繋がりやすいことが分かったところで、結婚式以外の結婚への実感を沸かせるためにおすすめのイベントをご紹介します。

結婚式はあげなくても、いろんな計画を立ててハネムーンに行くのはいかがでしょう。
どちらか一人が決めるのではなく、二人で協力して計画を立てるのがポイント。

ハネムーンでいったホテルでは、今後の生活の決まりなども一緒に決めてみましょう。二人で話し合いながら、結婚生活の計画を立ててみれば、仲も親密になるに違いありません。

結婚式はあげなくても、フォトウエディングでドレスやタキシードを着ることは可能です。

写真に残すことで、結婚したという実感が湧きますし、写真は年賀状などにも使えますので、普段連絡を取っていない方にも、結婚報告をすることができます。

今更大きなパーティーはできない！という方には、ささやかなパーティーでいいので、食事会をしてみましょう。
新居に呼んでホームパーティーなどもおすすめ。

また、お互いの家族を招待して、顔合わせに近いような食事会でもよいかもしれません。料亭などの厳かな場所ではなく、飲茶や話題のイタリアンなどでライトな雰囲気の顔合わせも楽しそうですね。

結婚式をしなくて後悔した…なんてことが無いように、結婚生活のスタートを切る段階で、二人でどのようにイベントをするかをしっかり話し合いましょう。
どちらか一方が結婚式を挙げたいのであれば、規模は小さくても結婚式を挙げておけば後悔することもないでしょう。

イベントが無いことが離婚率に繋がるのであれば、二人でイベントを計画し、とにかく結婚生活への実感を持ってみましょう。
大掛かりなことが嫌いな方でも、結婚した記念を作ることが今後の結婚生活をより良いものにしていきます。

これをきっかけに、ナシ婚カップルも、結婚生活への気持ちを新たに持って、素敵な結婚生活を送ってくださいね。