ドレスが決まった花嫁のあなた、ブーケはもうお決まりですか？
実はブーケの種類は一つではありません。
また、似合うブーケを選ばないと、写真で見返したときに、ドレスと合ってない…なんてことも。
アンバランスを避けるためにも、こちらの記事を参考に、あなたに似合うブーケを選んでみてくださいね。
ブーケを持つ素敵な理由
ブーケはドレスのアクセサリーのような立ち位置ですが、実は花嫁のブーケにはヨーロッパの伝統が由来しています。
昔のヨーロッパで、プロポーズの際に男性が花を摘んで束ね、女性に渡していたことがブーケの始まりです。
プロポーズの承諾の合図として、貰った花束のうち一輪を男性の胸元に差し渡す、これがブートニアの由来です。
よって、ブーケとブートニアに使用するのは同じ花であることが大半です。
ドレスが鍵！ブーケの人気スタイル
ブーケ形や花を選ぶ前に、まず考えるべきなのはドレスとの相性です。
ドレスのラインに合わせたブーケを選ばないと、ちぐはぐな印象が残ってしまいます。
また、お色直しにカラードレスを選ぶ方は、色合いも大切です。
お色直しのカラードレス用にブーケを用意しない方は、ウエディングドレスとカラードレス、どちらとも相性の良いブーケを選びましょう。
ラウンドブーケ
丸い形がかわいらしい、常に人気のドーム型ブーケです。
花の大きさや色でアレンジがしやすく、かわいらしいものから大人っぽいものまで、自分の好みに合わせたブーケに仕上げることができます。
単色ではなく、いくつかの色を取り混ぜて、季節感や個性を出すのがおすすめ。
Aライン・プリンセスラインの裾が広がるタイプのドレスと相性が良いです。
キャスケードブーケ
英語で「小さな滝」を意味するキャスケードのような、流れるフォルムが上品なキャスケードブーケ。
常に人気の上位にあるブーケです。
逆三角形の形が、たてのラインを強調し、エレガントで大人な雰囲気を出してくれます。
また、教会で持つブーケはこちらのラインが政党なブーケとされているようです。
相性の良いドレスは、プリンセスラインのようなふわふわしたもの以外であれば大丈夫。
長いトレーンやヴェールとの相性も良く、背の高い女性に特におすすめです。
クラッチブーケ
花の茎を切りそろえ、一つに束ねたクラッチブーケ。
片手で持てるように束ねてあるので、持ちやすく動きやすいブーケです。
リボンで結ぶ場合は、リボンの色や種類も楽しめ、茎の緑が清涼感や爽やかさを誘います。
カスミソウなどの小花ではかわいらしい雰囲気、ユリのような少なくても大きくインパクトのある花ではエレガントな雰囲気になります。
ドレスはすっきりしたタイプのドレスや、ナチュラルなドレスに似合うようです。
アームブーケ
その名の通り、腕で持つように眺めに茎を残したアームブーケ。
クラッチブーケより長さを出し、大人っぽい雰囲気を醸し出します。
カラーやユリ、カサブランカなどの大きめの花を使うことが多いようです。
他のブーケに比べ、こちらはドレスとの相性が限られてきます。
マーメイドラインなどのスレンダーですっきりとしたドレススタイルにおすすめ。
リゾートウエディングで映えるブーケです。
オーバルブーケ
ラウンドブーケとキャスケードブーケの間を取ったような、楕円形のデザイン。
キャスケードブーケのように逆三角形の角がないので、柔らかく優しい雰囲気が出ます。
また、小柄な女性や背が低めの女性にもおすすめ。
ドレスとの相性も幅広く、すっきりしたスレンダードレスにも、ふわふわとしたかわいらしいプリンセスラインにもよく似合います。
思い出に残る人生最高の花束を
ご紹介した定番のブーケスタイル以外にも、まだまだブーケの種類は豊富にあります。
まずはドレスとの相性を考え、結婚式の季節やテイストなどを含め、ブーケを作成してくれる場所で相談してみてください。
幸せな一日にふさわしい、最高のブーケを選んでくださいね。
