「結婚式、やりたくない」そんな考えを持っている人は増えている様です。
しかし、心のどこかで結婚式を挙げないと後悔するのではないかと気になっている人も多いのではないでしょうか。今回はその心理と打開策までを考えてみました。
記事後半では、それでも『結婚をしたくない』『まだ悩んでいる』という人におすすめの方法も紹介しています。
是非参考にしてください。
- 結婚式をやらない理由
- 結婚式をやらない場合の覚悟
- おすすめのセレモニー
結婚式をやらない理由
①「経済的理由」
結婚後は大きな出費が待っています。マイホーム、教育資金に備えたいという堅実な意見と共に、年金問題が浮上した現代、結婚式の優先度はみるみる下がっているのです。
②「晩婚化」
生涯独身の割合が増えていることは有名ですが、初婚年齢は20代中盤から30代前後へ繰り上げられました。
これによってライフプランの後ろ倒しが発生し、リミットがあると言われている出産を優先する傾向がみられます。
③「離婚の可能性」
「3組に1組が離婚する」という言葉は、今は幸せなカップル達にも、将来離婚する可能性がゼロとは言いきれないほどのインパクトを与えています。盛大に結婚式を挙げた二人が離婚してしまう。
そんなシーンを見て来た現代人だからこそ結婚式を重荷に感じている実態があります。
結婚式をやらない場合の覚悟
「結婚式は挙げずにしておこう」多くのカップルが満場一致でこの結論に辿り着くのであれば問題はないでしょう。
しかし、未だ結婚式推奨派の存在が根強いのも事実。覚悟しておいた方が良いことについて一度考えてみましょう。先に述べた離婚の可能性ですが、実は「結婚式を挙げないカップルの方が離婚率が高い」というデータが出ているのです。
結婚式は離婚した時にリスクだと考えて自粛していた結果、自然と離婚を引き寄せてしまうとは皮肉な話です。逆に結婚式を挙げたことが歯止めになり、離婚を踏みとどまったケースも多く聞かれます。
そして結婚式が当たり前という考えを持った両親や親戚、知人に対し、例外を貫く為に説明が必要な場面もあります。相手と対立したくないのであれば、彼らの真意を想像してみて欲しいのです。
結婚生活は自由奔放な独身時代とは違う苦労と幸福に直面します。覚悟を持ってその区切りを付ける人を応援したいのが人々の心理でしょう。
そういった「けじめ」を示して欲しい人に納得して貰える説明をすることも大切かもしれません。
おすすめのセレモニー
さて、結婚式を挙げたくない気持ちに向き合い、結婚式を挙げない場合に必要な覚悟を心得た今、あなたはどちらを選ぶでしょうか。
最後に、結婚式に感じる煩わしさは排除して、後悔のない選択をする打開策を考えてみました。少し固定概念から離れてみると、こんなことが言えます。
結婚式は焦って挙げる必要はないのです。
盛大に挙げる義務もないのです。
他人の都合ではなく自分達の中で最良のタイミングと規模を決めてもいいものなのです。そこで従来の定義を取っ払い、自分達らしい規模とタイミングで結婚式を挙げる方法「バウリニューアル」をご紹介いたします。
直訳すると「誓いを新たにする儀式」で、2回目の結婚式という位置付けで広まったものですが、その形式が実に自由であることから、結婚5周年、10周年などの節目を祝うイベントとして。出産して数年後、子供を連れて家族のお祝いとして。また困難を乗り越えた後、夫婦がさらに絆を結び合う場としても利用される次世代型セレモニーなのです。
知人を招くことが目的ではないので、ナシ婚を考えられていた方には取り入れやすい方法なのではないでしょうか。
また、夫婦関係が安定した頃にバウリニューアル式を挙げることを目標として、日々の結婚生活を円満に過ごしていくというのも良いかもしれません。結婚はゴールではなくスタートなのですから。
是非、納得できる形を見つけてみてくださいね。