結婚を考えている相手と、結婚前に同棲すべきかどうか…
一度は悩むテーマでしょう。
同棲をして、お互いの生活について理解を深めるきっかけになる同棲。
しかし、結婚前の同棲についてネガティブな意見が多くあることもまた事実です。
同棲する前に心得として覚えておくべきことを、こちらの記事でしっかりと確認しておきましょう。
婚前同棲をする前にしっかり考えるべき理由
それでは、なぜ結婚前の同棲について、真剣に考えるべきなのでしょうか。
結婚前の二人の甘い生活を味わうにはうってつけのように見える同棲ですが、事前にしっかりと考えておかないと、結局結婚に至らず破局…という結果になりかねません。
これは結婚生活でも同様に言えることですが、同棲前は、家探しから家事分担まで、決めておくべき事柄が多々あります。
二人のルールを作っておかないと、後々喧嘩ばかりになってしまいます。
同棲はまだ入籍も挙式もしていない状態ですので、ダメなら別れればいいや…という気持ちが芽生えやすいものです。
せっかくの縁を大切にするためにも、しっかりとメリットデメリットを把握し、準備を怠らないようにしましょう。
結婚前に同棲するメリットデメリット
生活スタイルがわかる~メリット~
結婚前に同棲する最大のメリットは、事前に二人の生活スタイルを確認できることです。
朝起きてから夜寝るまでの相手のルーティンを知ることで、結婚後はスムーズに生活を進めていけるでしょう。
趣味嗜好の理解が深まる~メリット~
また、相手の趣味嗜好を理解できる良いきっかけになります。
こんな味付けが好き、こんなテレビ番組がすき、こんなインテリアが好きなど…長年付き合っていても、一緒に生活を始めることで初めて気づくことも多いでしょう。
倹約できる~メリット~
一緒の生活を始めることで、デート代や家賃が節約できるメリットもあります。
食費も一緒になるので、無駄遣いが少なくなり、倹約な生活が結婚資金をためるきっかけになるかもしれません。
相手の嫌いなところが見えてくる~デメリット~
もちろん、結婚前の同棲は良いことばかりではありません。
最たるデメリットは、相手の嫌なところが見えてくることでしょう。
一緒の生活を続けていれば、好きだった相手の性格が嫌いな部分に変わることだってあり得るのです。
優しい彼が好きだったけれど、今は決断力に欠け、優柔不断な彼が許せない。
積極的な彼女が好きだったけれど、今はわがまますぎてついていけないなど。
同棲せず、結婚してから一緒に暮らした場合は、もう結婚したからしょうがないか…とあきらめがつくかもしれませんが、同棲が先の場合は相手の欠点がネックになり、結婚に至らない場合もあるようです。
婚期を逃しやすい~デメリット~
同棲して何年も経つと、結婚のタイミングも逃しがちになります。
今更籍を入れる必要はあるの?などという疑問さえ出てきてしまう可能性があります。
特に男性は、結婚すると責任が重くなるので、家事を任せられる彼女が家におり、責任も少ない同棲の状態に居心地の良さを感じてしまうようです。
女性の場合、子供を産むリミットや世間体を考え、籍を入れたい方が多いようですが、お互いの気持ちがそこでずれてしまい、結婚の話をし辛くなった…というような事態を避けるためにも、同棲前に目的をしっかり持ち、ある程度の同棲期間を過ぎたら結婚する、ということを事前に話し合っておくことをお勧めします。
結婚後の新鮮さがなくなる~デメリット~
感動的な結婚式を迎え、新婚生活のスタート!と意気込んではみたものの、同棲しているときと何ら変わらない生活が待っていた…ということも。
新婚生活の新鮮さは、これから新しく家庭を作るうえでの良い刺激になりますが、同棲期間が長いと、相手のことを知りすぎて、新鮮さは少なくなるでしょう。
また、新鮮さがないカップルに起こりがちなのがセックスレス。
将来子供を欲しいと思うカップルは、あまり長すぎる同棲期間はプラスにならないかもしれません。
結婚と同棲は別物!大切にすべき結婚後の生活
結婚前の同棲はメリットもデメリットもありますが、同棲の向き不向きもカップル次第。
大切なのは、幸せな結婚生活をするために、同棲する場合は目的をしっかり決め、ずるずると長引かせないことです。
結婚前の同棲は準備運動と考え、結婚後の生活を素敵なものにするために、自分たちが結婚前の生活をどのように過ごしていくかを考えてみてくださいね。